台湾で急成長中のNo.1プラスチックリサイクル機器メーカーのPOLYSTAR MACHINERY社は、2016年に日本市場への進出を開始((株)ファー・イースト・ネットワーク内)。すでに3台のプラスチックリサイクルの機器を納品している。今後も日本での販売に力を入れ、日本市場への浸透を図る。
台湾のプラスチックリサイクル機器製造のPOLYSTAR社は1988年の創業。これまでに3500台のリサイクル機器を世界102力国に納品してきた。特にこの数年の成長は著しく、2013年比で16年は3倍の売り上げを記録。特に、同社が手がけるプラスチックリサイクル機器は、PE(ポリエチレン)フィルムのリサイクルに特化し、PEフィルムのリサイクルに関して、徹底した省力化、効率化、低コスト化を追求したシステムがユーザーに認められた。従来、PEフィルムのリサイクルは、フィルムの粉砕工程を経た後に、溶融工程を別に施していた。これに対してPOLYSTAR社は、粉砕工程と溶融工程を同一の機器で一貫して行えるシステムを採用。これにより工程が効率化され、低コストでのリサイクルを可能にした。ユーザーはフィルム製造業者やそのリサイクル業者から、廃棄物中間処理業者など。
日本には進出間もないが、すでに関東のプラスチックリサイクル業者向けに3台を納品した。POLYSTAR社は現在インドやロシア、中近東、アフリカでも販売好調で、生産拠点の大幅な拡張もすでに検討している。アジアNo.1のプラスチックリサイクル機器サプライヤーを目指している。中でも、品質基準が厳しい日本市場の成功はその試金石となると見て、2017年は日本市場での昨年以上の成約を目指す。すでに大手企業工場からも具体的な引き合いがきている。
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【プラスチックリサイクル機械】台湾のPOLYSTAR、日本市場に注力
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