高砂香料工業(株)の桝村 聡代表取締役社長が、フランス共和国大統領の名において、国家功労勲章 シュヴァリエに叙された。式典は、1月12日、フランス大使公邸(所在地:港区南麻布)にて執り行われ、ティエリー・ダナ駐日フランス大使より授与された。
高砂香料工業は、1920年の創業以来 香料業界における日本でNo.1のリーディングカンパニーであり、グローバルな香料会社。また、高砂香料工業は技術力の高さを誇り、2001年触媒不斉合成の開発」の研究で、ノーベル化学賞を受賞した社外取締役 野依良治博士の技術をアロマイングリディエンツ、ファインケミカル事業に生かしている。
同社は、香料部門で日本における代表的な企業であり、1960年フランスにはじめて事務所を設立。その後1978年から本格的にパリに現地法人TAKASAGO EUROPE PARFUMERY LABORATORY (TEPL)を設立。フランスを含めた欧州市場は同社にとって年商の14%を占める主要な市場。
TEPLは、およそ220名の従業員を雇用し、8千万ユーロの年商があり、欧州のみならず、アフリカ中東も管轄する主要拠点。同社は、パリに販売、研究拠点、パリ近郊のヴァルドワーズ県に生産拠点を有す。フランスにおいては多くの高級ブランドの香水に同社のフレグランスが使用され、フランスの産業界に貢献している。
こうした同社の長年にわたるフランスでの雇用創出、社会への貢献に感謝と敬意を表し、今回の授与が決定した。
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【フランス】高砂香料工業の桝村社長に国家功労勲章シュヴァリエ授与
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