(一社)日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した2019年第2四半期(暦年)の世界半導体製造装置販売高は、前期比8%減、前年同期比20%減の133億米ドルとなった。
地域別では、中国が前期比43%増の33億6千万ドルとなり、前期の3位から3四半期ぶりに1位に返り咲いた。前期1位の台湾は前期比16%減の32億1千万ドルで2位に、前期2位の韓国は前期比11%減の25億8千万ドルで3位に、それぞれ後退した。韓国が3位以下となるのは2016年第2四半期以来12四半期ぶりのことである。
この統計はSEMIと協同で、世界80社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータを集計したもの。販売高ならびに前期比、前年同期比成長率は下表の通り。
地域/期 | 2Q2019 4〜6月 |
1Q2019 1〜3月 |
2Q2018 4〜6月 |
2Q19/1Q19 前期比 |
2Q19/2Q19 前年同期比 |
日本 | 1.38 | 1.55 | 2.28 | −11% | −39% |
北米 | 1.70 | 1.67 | 1.47 | 2% | 15% |
欧州 | 0.57 | 0.84 | 1.18 | −32% | −52% |
韓国 | 2.58 | 2.89 | 4.86 |
−11% |
−47% |
台湾 | 3.21 | 3.81 | 2.19 | −16% | 47% |
中国 | 3.36 | 2.36 | 3.79 | 43% | −11% |
その他 | 0.51 | 0.67 | 0.96 | −24% | −47% |
合計 | 13.31 | 13.79 | 16.74 | −3% | −20% |
★出所:SEAJ(日本), SEMI(北米、欧州、その他)・SEMIジャパン
★四捨五入したため、合計は地域値の合計と一致しない場合があり