東芝機械(株)押出成形機営業部(TEL.03-3509-0280)は、このほど押出成形機向けのIoTツール「ePAQET」を開発した。近年、工場の生産性を向上させるために、IoTを用いたサービスが展開されている。今回開発したePAQETは、押出成形機の生産性向上に向けて、周辺設備も含めた機械の稼働状況の監視が可能で、顧客のものづくりに貢献する。
<ePAQETの主な特長>
(1)複数台の押出成形機の監視を実現
ePAQETの導入により、付帯設備を含んだ押出成形機装置全体の監視が可能になる。装置から収集した情報で、生産現場での運転状況を把握することが可能。
(2)遠隔モニタリングの実現
インターネット環境を利用して、別工場や別事務所でも、遠隔で押出成形機の運転状況をモニタリングすることが可能。出張先でも、タブレットPCを使用して遠隔モニタリングすることも可能。
(3)予知保全の実現
押出成形機への振動センサー等の取付や、収集した情報のアラーム解析の実施により、押出成形機主要部品の予知保全が可能になる。
なお、本技術は5月23日(木)から25日(土)まで同社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催される「第17回東芝機械グループソリューションフェア2019」にて展示される。
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【押出成形機】東芝機械、工場の機械稼働状況の見える化を実現するIoTツール「ePAQET」開発
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