東芝機械(株)技術・品質本部IT推進部(TEL.055-926-5026)は、ものづくりにおけるIoT(Internet of Things)活用のコンセプトとしてIoT+m*を提案している。IoT+mは、同社が総合機械メーカーとして長年培った技術と経験にIoTの技術を加えることにより、顧客に有益な情報をお届けし、産業の垣根を越えて生産性向上を実現するコンセプト。
今回このIoT+mコンセプトを実現するプラットフォームとして新たに「machiNet(マシネット)」を発表した。「machiNet」は、顧客の課題を4つに区分、それぞれの課題に対して最適な方策にて解決する。
<顧客の課題>
1.人材不足を補うための生産性向上
2.突発的な機械の停止
3.生産拠点の分散
4.品質向上・安定化
<課題に対応した解決策>
1および3に対しては、収集した製造・製品情報のリアルタイム稼働モニタとデータトレース
2に対しては、機械学習活用による振動データ収集・分析・診断機能
1および4に対しては、機械学習活用による製品品質の自動分析や独自開発の画像認識ディープラーニングシステムによる自動認識技術での対応を想定している。
なお「machiNet」推進のために、同社の技術・商品を補完し、顧客ににより良い価値を提供いただけるパートナー企業のコミュニティとして、「IoT+mパートナー会」を昨年発足した。
m*=あらゆるものづくりにおける東芝機械IoTの関わりを象徴する文字
5月23日~25日まで東芝機械沼津工場(本社)・御殿場工場で開催される「第17回東芝機械グループソリューションフェア2019」にて適用事例を展示する。
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【IoTプラットフォーム】東芝機械、「machiNet」を第17回東芝機械グループソリューションフェア2019で展示
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