三菱ケミカル(株)は、イオン交換樹脂「ダイヤイオン」について価格改定および供給制限を実施する。
昨年来、国内外におけるイオン交換樹脂の需給がひっ迫しており、同社は安定供給に努めてきたが、一部製品については堅調な需要に供給が追い付いていない状況にある。これら需給がひっ迫している製品の供給安定性の確保、安全操業の継続および品質の維持のため、生産品目の制限および価格改定が必要と判断した。
1.対象製品:“ダイヤイオン (TM)"
・ポーラス型イオン交換樹脂
・キレート型イオン交換樹脂
・超純水用イオン交換樹脂
・ほかイオン交換樹脂全般
2.価格改定内容
現行価格に対し 平均+20%
3.供給制限内容
2015~2018年の顧客の年間平均供給量に対する一定割合を基準とする。
(製品毎に個別設定)
4.実施時期
2019年1月1日出荷分より