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【Package】大塚包装工業、ケーキ生地が付着しにくい「付着低減台紙」を開発

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 大塚ホールディングス(株)の子会社である大塚包装工業(株)は、水・油をはじく、独自技術を活用した、ケーキ生地等が付着しにくい「付着低減台紙」を開発し、製品への導入を開始した。

 ケーキは時間を経るほど台紙に生地が付着しやすくなるため、消費者のストレス軽減やフードロス対策などが課題となっていた。

 「付着低減台紙」は、台紙の食品接触面に水・油をはじく、大塚包装の独自技術である撥水撥油コート液を塗布することで、ケーキ生地の付着を低減できる。社内試験(*1)では、従来製品に比べ、生地の付着が大幅に削減されることを確認した。また、環境に配慮した森林認証(*2)を受けた紙を使用し、燃えるゴミとして廃棄可能。

2018 11 21 otuka housou

 製品は、多様な食品での応用を目指しており、山崎製パン(株)が販売する「なが~いロールケーキ ロールちゃん」に2018年12月1日より導入予定。

 大塚包装は、1912年に創立し、製品価値をより効果的に伝えられるパッケージづくりを目指して、企画・開発・製造・販売までを総合的に行ってるす。代表的な製品としては、改ざん防止箱、テープレス箱、冷凍食品用の超耐寒耐熱トレイ等がある。当社は、これからも顧客のニーズに応え、高品質・高機能なパッケージづくりに取り組んでいく。

*1:山崎製パン株式会社の協力のもと、「なが~いロールケーキ ロールちゃん ホイップクリーム」にて試験を実施

*2:独立した第三者機関が環境・経済・社会の3つの側面から一定の基準をもとに適切な森林経営が行われている森林または経営組織などを認証


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