【建築材】帝人フロンティア、「第1回［関西］高性能建材EXPO」に出展

　帝人フロンティア（株）は、9月20日～22日にインテックス大阪（大阪市住之江区）で開催される「第1回［関西］高性能建材EXPO」に出展する。展示ブースは3-25。
　同展示会は、高性能建材に特化した日本で唯一の展示会である「高性能建材EXPO」を関西で初めて開催されるもので、西日本最大級の建材専門展。会場にはZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）、耐震リフォームなど、高性能の住宅・建築物に必要な建材が一堂に展示され、2万人の来場が見込まれている。
　帝人フロンティアは、このたびの出展で超軽量天井材「かるてん」や不燃シート製防煙たれ壁ユニット「かるかべ」を紹介し、安心・安全な暮らしを提供する災害対策ソリューションを積極的に提案する。
　帝人グループは社会の抱える問題解決に貢献する企業を目指しており「安心・安全・防災」のソリューション提供に注力している。帝人フロンティアは、このたびの出展を契機として、住宅・建築市場でのさらなる認知度向上および販売拡大を目指していく。
　出展内容は次の通り。
(1)超軽量天井材「かるてん®」
　帝人のポリエステル製タテ型不織布「V-Lap」を基材とする不燃軽量天井材。従来の天井材に比べて柔らかく、重さが約1/10と軽量であるため、万一、天井が落下しても、被害を最小限に抑えることができる。また、吸音性能や断熱性能に優れ、建築基準法で定められた不燃材料の規定にも適合している。
(2)不燃シート製防煙たれ壁ユニット「かるかべ™」
　火災時に煙の広がりを防ぐ不燃シート製の防煙たれ壁。ガラス製と同等の透明性を実現しながら、ガラスと比べて重さが1/10と軽量で、割れにくいという特徴がある。また、設置時に特殊な技能が不要で、簡単に取り付けられ、ガラス製に比べて取り扱いの簡便性が大幅に向上する。
　なお、9月21日（木）15:00～15:40に会場内で開催される製品・技術セミナーでは、帝人フロンティアが「未来の天井が変わる！ポリエステル製の超軽量天井材のご紹介」と題した講演を行う。