【地域との共生】BASFジャパン戸塚工場、「第42回夏祭り」開催

　BASFの日本法人、BASFジャパン（株）は7月28日、戸塚工場（横浜市戸塚区）内のグランドを開放して「第42回夏祭り」を開催した。この催しは、自動車用塗料・二輪車用塗料などの製造・開発を行うBASFジャパンの戸塚工場が地域社会への貢献として毎年開催しているもので、今年も1700名を超える来場者で賑わった。
　戸塚工場の桑原武夫工場長は次のように述べている。「戸塚工場では、地域の方々との交流の場として、40年以上にわたりこの夏祭りを開催しています。この夏祭りを通じて、たくさんの方々とコミュニケーションを取ることができ、皆さんと一緒に笑顔溢れる夏祭りになり、とても嬉しく思っています」。
　夏祭りでは、地元の子ども会や自治会によるパフォーマンス、スイカ割り、抽選会といった例年人気のイベントが繰り広げられた。地元踊りの会による盆踊りや子ども会のバトントワラーは、夏祭りに欠かせない華やかなパフォーマンス。
　また、子どもたちに「化学」の楽しさを伝えるためにBASFが世界各国で実施している「子ども実験教室」のミニ版も開催し、約140名の子どもたちが実験「Colorful Butterfly!（カラフルなチョウを作ってみよう！）」に取り組み、pH値の違いを利用して紙製のチョウに彩りを加えた。
　戸塚工場は1964年に設立され、2014年開設50周年を迎えた。戸塚工場は、BASFジャパンのコーティングス事業部のもと、製造部門、製品開発部門、各技術部門、営業部門等が集約され、自動車用塗料、自動車部品用塗料、二輪用塗料、の製造、開発および営業・マーケティング活動を行っている。また横浜市港北区の新羽リフィニッシュコンピテンスセンターにて自動車補修用塗料を取り扱っている。