豊田合成(株)と(株)ダイセルは、今後のビジネスにおける協力関係強化と資本提携において合意した。
自動車産業は、電気自動車・燃料電池車・自動運転の進展など大きな環境変化の中にあり、自動車部品についても将来を見据えた様々な変化・進化が求められている。こうした状況に対応するため、豊田合成、ダイセルの両社は「安全性の分野」および合成樹脂材料における「新素材の分野」を中心に協力関係を強化するとともに資本提携を行い、より良い製品の市場供給を図る。
1. 協力関係強化のイメージ
<対象製品(一例)>
・ セーフティ分野 : エアバッグ
・ 燃料系分野: フューエルキャップ、フューエルチューブ 等
2. 資本提携の内容
豊田合成・ダイセル両社が同等金額の普通株式を持ち合う形での資本提携に合意。両社は、取得価格の総額として各々約10億円を目安に取得する。