(一社)日本食品包装協会は、2017年6月15日(木)、「将来の技術」をテーマにした食品包装技術セミナー(前期)を東京都北区の北とぴあ7階第1研修室で開催する。参加費は会員6000円、一般10000円。申し込み締切は平成29年6月7日(木)。問い合わせはTel.03-3669-0526まで。
【プログラム】
13:20~14:20
技術講演Ⅰ:「機能性表示食品」制度について(現状と今後の動向)
講師:(一財) 食品環境検査協会 業務部 次長 花澤耕太郎氏
要旨:「機能性表示食品」制度が施行されてから約2年が経過し、届出数は約800件を超える状況となっている。今後も届出品目の増加が予想される本制度の概要と今後の動向について講演する。
14:00~15:30
技術講演Ⅱ:「アイトラッキング(視線計測)」
講師:トビー・テクノロジー(株) 代表取締役社長 蜂巣健一氏
アイトラッキング(人がどこをみているか/眼球がどこを向いているかを測定する技術)は、視線を可視化し、要旨:消費者の無意識を読み解くことができ、商品パッケージ調査をはじめとして、店頭、広告、ユーザビリティなどマーケティング調査において効果的な手法として利用されている。本セミナーでは、商品パッケージ調査例、視線データの活用、分析を紹介する。
15:40~16:40
技術講演Ⅲ:「みせる」、「はじく」、「伝える」、「変化する」~機能性被膜による価値提案に向けて~
講師:東洋インキSCホールディングス(株) グループテクノロジーセンターイノベーションラボ 第1グループ、グループリーダー 中村香織氏
要旨:私たちの身の回りにある製品は、被膜の持つ“機能”の組合せで成り立っている。同セミナーでは、機能性被膜とその機能発現を可能にする“膜構造制御技術”について、実際に東洋インキグループで取り組んでいる事例を交えて紹介する。