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【統合】ダウとデュポン、合意期限を8月31日に延長。完了は8月1日以降に

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 デュポンおよびザ・ダウ・ケミカル・カンパニーは、対等経営統合計画および統合後の3つの上場企業設立に関連する複数の変更を発表した。
 デュポンが発表したFMC社との取引要件に合わせ、ダウとデュポンは統合合意契約のセクション8.1(b)(i)で定められた「期限外」の定義を2017年8月31日とし、統合完了の見込みを8月1日以降とする。ダウとデュポンの統合は、関連当局による承認など通常の取引条件の充足を条件に行われる。
 デュポンのFMC社との取引は、2017年第4四半期の完了が見込まれる。取引完了は、デュポンとダウの統合が完了し、また、通常の関連当局による承認を条件に行われる。
 ダウとデュポンは、統合完了後18カ月以内に、計画している事業分割を実施する予定。また、ダウとデュポンは、材料科学事業が最初に分割されることを見込んでいる。
 両社は、合併取引により約30億ドルのコスト相乗効果および10億ドルの成長効果を見込んでいる。
 「今回の変更は必要なものであり、デュポンが発表したFMC社との取引により大変前向きな内容となっています。価値を創出する統合完了に向け、また、見込んでいる相乗効果が損なわれることのない、できるだけ速やかな分離計画の実施に向けて、大きな前進となります」と、ダウ会長兼CEOのアンドリュー・リバリスは述べている。
 「われわれが発表した取引により、欧州委員会による承認条件を満たすことができるとともに、統合と3つの事業分割計画における戦略理論と価値創出の可能性が保持されるでしょう」と、デュポン会長兼CEOのエドワード・ブリーン氏は述べている。


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