キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンプロダクションプリンティングシス テムズ(株)(本社:東京都港区、代表取締役社長:峯松憲二、以下キヤノンPPS)と(株)石田大成社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:阿部乙彦、以下石田大成社)は、合弁会社「コマーシャルプリンティングラボ(株)(代表取締役社長:栁沼 博)」を2017年4月3日に設立する。
新会社は、インクジェット(IJ)方式業務用高速連帳プリンターを活用した印刷事業やコンテンツ制作事業などにより、印刷業界の新しい市場創出を目的としている。キヤノンPPSの持つデジタル 印刷のノウハウと、石田大成社の持つオフセット印刷やコンテンツ制作のノウハウを融合する ことで、オフセット印刷からデジタル印刷まで総合的な提案が可能になる。また、会社を“ラボ”に見立て、印刷物の企画立案から加工・配送に至るまでの自社のデジタル印刷設備とワークフローを公開することで、導入を検討する顧客は実際の印刷現場の一連の仕組みを体験できるようになる。
国内の商業印刷市場は、多品種小量印刷や在庫を持たない印刷手法などの需要が高まり、印刷方法の 変革が進んでいる。特に、IJ技術の発展に伴い、デジタル印刷のソリューションが増加し、デジタル印刷の技術やノウハウ、ビジネスモデルの確立が求められている。
キヤノンPPSは、最新ワークフローやデジタル印刷機器の活用体験を通して、商業印刷のノウハウをより強固にすることで、プロダクションプリンティング事業の拡大を目指す。石田大成社は、オフセット印刷事業やコンテンツ制作に加え、デジタル印刷を活用した新たなビジネスモデルを構築し、自社の印刷事業の変革と拡大を目指す。
<コマーシャルプリンティングラボの概要>
会社名:コマーシャルプリンティングラボ(株)
設立:2017年4月3日
事業内容:コンテンツ制作、印刷事業
本社所在地:東京都港区港南2-13-29
代表者:代表取締役社長 栁沼 博
資本金:1億円
株主:キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)51%、(株)石田大成社49%
従業員数:84名(2017年4月3日時点 予定)
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【商業印刷】キヤノンプロダクションプリンティングシステムズと石田大成社が合弁会社設立
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