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【複合材料】東邦テナックスとTeijin Aramid Asia、アジア最大級のコンポジット展示会「チャイナコンポジットエキスポ 2016」に出展

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帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開している東邦テナックス(株)と、アラミド繊維事業を展開しているテイジン・アラミド・アジア(Teijin Aramid Asia Co., Ltd.、中国・上海市)は、8月31日~9月2日に中国の上海で開催される「チャイナコンポジットエキスポ 2016」(中国国際複合材料工業技術展覧会、以下「CCE2016」)に出展する。ブース番号はA808。
 「CCE2016」は、1995年以来、毎年開催されているアジア最大級のコンポジット(複合材料成形品)展示会で、今年は約470の企業・団体が出展する。
 今回の出展において、東邦テナックスは市場の拡大が見込まれる一般産業用途、中でも炭素繊維の需要の伸長が期待される電子部品およびデジタルコミュニケーション機器用途へのソリューションを提案する。炭素繊維「テナックス」を使用したCFRP製のカメラ部品やタブレット部品などを紹介し、優れた強度と軽量化が求められる分野での「テナックス」の幅広い可能性を中国市場にアピールする。
 一方、テイジン・アラミド・アジアは、元来黄色であるパラ系アラミド繊維「トワロン」と「テクノーラ」をそれぞれ完全に黒く染色した「トワロンブラック」と「テクノーラブラック」を紹介し、ヨットの帆、バイク用ヘルメットなど、意匠性が重視される分野への採用拡大を図る。また、土木補強、圧力容器、電流遮断器(ブレーカー)など、幅広い用途におけるアラミド繊維複合材料の可能性を提案する。
 帝人グループは、発展戦略・成長戦略の方向性として「高機能複合材料のソリューション提供による顧客価値の実現」を掲げている。これを具現化すべく、このたびの出展を通じてさらなる採用拡大を目指し、より良いソリューションを提案していく。

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