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【プラスチック射出成形】日精樹脂工業、2020年度「日精スクール」の研修スケジュール決定

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 日精樹脂工業(株)は、射出成形に関する様々な技術・知識を習得するための技能研修機関「日精スクール」の2020年度(2020年4月~21年3月)の研修スケジュールを決定、2月から受講受付を開始する。
 2020年度日精スクールの特徴は次の通り。
(1)2019年度の受講実績を踏まえ、好調な成形入門の電気式コースを8回から9回に増やした。
(2)2015年度から実施している同一年度内での「成形入門」と「成形初級」コースのセット受講(継続受講)は、年々継続受講者が増加し、着実にレベルアップにつながっているため、2020年度も継続割引(成形初級コースの受講料を割引)を実施。
(3)受講者の健康管理と受動喫煙を防止するため、2020年4月から構内全面禁煙を実施する。
 2020年度のスクールは、4月6日からの成形入門コース(電気式)に始まり、2021年3月22日からの成形中級コース(電気式)までの計33回。
 コースの内訳は、成形入門コース13回(電気式9回、油圧式4回)、成形初級コース11回(うち4回電気式限定)、成形中級コース5回(電気式3回、油圧式2回)、保守管理入門コース1回、金型設計入門コース2回、海外研修コース1回となっている。
 2019年度は、申し込みが好調であったため、コースによっては開催1カ月前に定員に達したものもあり、2020年度も同様の傾向が見込まれる。
 現在行われている2019年度の日精スクールは、昨年12月末時点の受講者数が450名で、今年3月末までの受講者総数は600名となる見込み。
 受講者の傾向としては、(1)女性受講者が昨年同様に増加している、(2)入門コース(成形機操作・成形の基礎)から成形コース(成形技術)の2コースを受講する受講生が増えている、(3)成形の知識(成形不良とその対策)を習得することを目的に、成形に直接携わっていない営業系や技術系職種の受講者が増加している。
 海外では、米国テキサス工場(2016年11月設立)に併設されたサービスセンター内にテクニカルセンターやスクール用のスペースや設備を設置して、2019年からトレーニング・スクールを実施している。2019年は3月・6月・12月の3回行い、受講者は合計30名であった。
 2020年は、ロサンゼルス、シカゴ、ニュージャージーで開催している3日間コースを、テキサスでも3カ月間隔で計4回(3月・6月・9月・12月)の実施を予定している。
 このほか、中国(太倉、東莞)、タイ、メキシコのケレタロ事務所でもトレーニング・スクールを開催しており、日系進出メーカーおよびローカルメーカーから好評を得ている。
 最近は、ユーザー1社毎に行うプライベートスクールの要望が増加傾向にある。
 また、本社からの海外出張スクールは、昨年10月にインド、11月にベトナムで実施した。
SnapCrab NoName 2020 1 31 8 40 2 No 00 1968年、業界に先駆けて設立された日精スクールは、プラスチック成形加工メーカーをはじめ、材料メーカー、商社、学生、外国人留学生などに広く門戸を開放しており、累計受講者数は39,400名(2019年12月末時点、海外現地法人開催の日精スクール受講者は除く)。射出成形の技術革新に即応したカリキュラムは、プラスチック射出成形分野のエキスパートを育成する専門機関として高い評価を得ている


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