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【R&D】JSR、川崎市殿町に新研究所着工

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 JSR(株)は、川崎市殿町の国際戦略拠点であるキング スカイフロントに2021年の開所を目指し、新たに研究所を着工した。
 新研究所は、未来に向けた価値の創出に取り組み、JSRグループのライフサイエンス技術の集約に加え、オープンイノベーション促進を目的に設置する。また、今後本格化するデジタル変革に向け、新研究所をインフォマティクスの拠点として強化していく計画。加えて、首都圏に位置し、羽田空港に対面するキング スカイフロントは世界へ向けての発信基地として最適な立地。
 新研究所では以下の施策で新規ビジネス創出を実現する。
(1)ライフサイエンス研究の深堀と社会実装
 JSRは、JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンターにおいて、世界最高峰の医学研究者と精密医療・幹細胞生物学と細胞医療・微生物叢・先端医療機器の共同研究を実施している。新研究所は、その中でも微生物叢、特に最近様々な疾病の原因と治療法として注目されている腸内細菌の生菌製剤化を中心に研究を進める拠点としていく。インフォマティクス、オミックス解析※と共に、JSRが半導体材料事業等で培ってきたエンジニアリング、自動化技術を用いて成果の早期社会実装を目指す。
※ オミックス解析:生体内のゲノム、転写物、タンパク室、代謝物と臨床情報とを網羅的に解析する手法
(2)インフォマティクスの強化
 JSRは、デジタル変革を見据えインフォマティクス技術の取り組みに注力している。社内にはマテリアルズ・インフォマティクス推進室を設置し、デジタル変革による研究開発力の強化と新たな価値の創出に取り組んでいる。それに加え、IBM Q ネットワークハブ(慶應義塾大学量子コンピューティングセンター内に開設)への参画や、先駆的なデジタルトランスフォーメーションカンパニーとの協業によって先進技術を習得しており、実験結果や材料性能の事前予測なども行っている。新研究所を拠点に、JSRのインフォマティクス活動をより活性化し、本格化するデジタル変革を、顧客への価値へつなげていく。
(3)新事業を創出するためのインキュベーション
 変化のスピードが加速している現在において、新事業創出には、オープンイノベーションにより生み出された複数の価値を育成・支援し、新たなエコシステムを構築することが必要。JSRは、新研究所の実験設備、オフィスをパートナーに広く開放し、新規ビジネスの創出を支援し、その成長を促進していく。
<新研究所の概要>
名 称:JSR Bioscience and informatics R&D Center(略称:JSR BiRD)
所在地:神奈川県川崎市殿町3丁目103番9
延床面積:約6,440m2
開所予定:2021年7月


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