総合化学会社BASFの日本法人、BASFジャパン(株)は、今年10月に迎えた創立70周年を記念し、11月9日(土)、茅ヶ崎サザンビーチにてクリーンアップ活動を実施し、社員有志およびその家族約110名が参加した。 BASFが初めて日本市場にアプローチしたのは明治時代に遡る。当時、BASFの代表的な合成染料である「インディゴ・ピュアBASF」が日本に輸入され、「紺がすり」にも採用された。その後、1949年10月12日に、現在のBASFジャパンの母体となるカラケミー貿易(株)が設立され、以降70 年にわたり、日本市場のユーザーとともに成長してきた。
大きな節目に伴い、BASFジャパンは、毎年100を超える国と地域で行われている海洋環境保護活動「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup:ICC)」キャンペーンへの参加を表明している。茅ヶ崎でのイベントはその活動の一環。
当日は清掃活動の後、ICCの世界共通の手法で、集めたごみの分類と計測、データカードへの記録を行った。調査結果は、日本のICCのナショナルコーディネーターである(一社)JEANの海洋ごみデータベース情報に登録される。社員有志による社会貢献活動として、今後も毎年継続していく予定。
なおBASFは、自然環境、特に海洋におけるプラスチック廃棄物を削減および除去するソリューションを前進させるため、さまざまなプロジェクトやイニシアティブに携わっている。例えば、プラスチック廃棄物問題の解決に向けた世界的なアライアンス「Alliance to End Plastic Waste」(AEPW)の設立や、プラスチックペレットの環境への漏出を防止するためのプラスチック業界の国際的な取り組み「Operation Clean Sweep®」への参加、プラスチック廃棄物をガス化・油化して新製品を生み出す「ChemCycling プロジェクト」の推進などが挙げられる。BASFジャパンの活動も、そうしたグローバルでの取り組みに準じたもの。 創立70周年を迎えたBASFジャパン。10月にはさまざまなイベントを実施し、日本における
BASFの歩みを振り返ったほか、外部講師による講演を通して視野を広げ、BASFジャパンの
未来に向けて心を新たにした
↧
【クリーンアップ活動】BASFジャパン、創立70周年を記念して茅ヶ崎サザンビーチにて実施
↧