三井化学(株)は、2019年5月10日~12日まで、朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで開催されたG20新潟農業大臣会合の展示会で、世界初の植物由来素材による視力矯正用高屈折率レンズ材料Do Green™を展示した。
G20新潟農業大臣会合は、2019年6月に大阪市で開催されるG20サミットにあわせて、日本が議長国として開催される関係閣僚会議の1つ。G20メンバー、その他の招待国や招待国際機関など多くの参加者を対象に、先進農業技術、食文化やフードバリューチェーンなど日本の取り組みを紹介する展示も企画され、今回、展示テーマの1つである、SDGs達成に向けた取り組みにおいてDo Green™を紹介した。
三井化学グループは、Do Green™と名付けた植物由来製品の販売および活動を展開している。Do Green™ MR-174™は世界初の植物由来素材による視力矯正用高屈折率レンズ材料で、従来のレンズに比べCO2を約14%削減※1できる。またJORA※2とUSDA※3のバイオマス製品認定を取得しており、従来の化石原料由来レンズ材料と同等レベルの品質を確保している。また、レンズ材料からメガネを革新するマーケットリーダーとして、高屈折レンズ材料ブランドMR™シリーズをはじめ、数多くの優れたレンズ材料や革新的な技術を生み出し、世界のメガネをリードしている。
※1 同社のLCA(Life Cycle Assessment)手法による
※2 JORA (Japan Organics Recycling Association)の認定:(一社)日本有機資源協会が認定する生物由来の資源(バイオマス)を利活用し、品質および関連法規、基準、規格等に合致している環境商品
※3 USDA (U.S. Department of Agriculture)の認定:米国農務省が認定する植物由来製品 (USDA BioPreferred®)
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【メガネレンズ材料】三井化学グループ、G20新潟農業大臣会合で植物由来素材による視力矯正用高屈折率レンズ材料「Do Green」展示
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