(株)SCREENホールディングスはこのほど、滋賀県が実施する「平成30年度しが生物多様性取組認証制度」において、最高評価の3つ星を獲得した。
同制度は、滋賀県内に本社または事業所を置く法人、個人事業者、農林水産事業者、教育機関を対象に、事業活動における生物多様性の保全や自然資源の持続的な利活用に関する取り組みをチェックシートにより確認し、その項目数に応じて3段階(1つ星、2つ星、3つ星)で滋賀県が認証するもの。
SCREENグループでは、「未来共有」「人間形成」「技術追究」の企業理念の下、「ESG」に重点をおいたCSR経営の推進に努めている。事業活動における環境負荷の低減を目指し、水使用量の削減や化学物質を扱う研究棟での排気清浄処理や排水処理など、さまざまな環境リスク管理に取り組むとともに、同社独自の評価基準をクリアした環境性能の高いグリーン・プロダクツの開発、製造、販売を積極的に行い、バリューチェーンCO2総排出量の大幅な削減に取り組んでいる。さらに、自然資本から継続的に恩恵を受けられる環境づくりを重要課題と置き、「生物多様性行動指針」を制定。同社グループ最大の製造拠点である彦根事業所において、1990年から事業所前を流れる太田川の清掃を行っているほか、野洲事業所では琵琶湖岸の周辺清掃を行うなど、地元住民とともに定期的な美化活動を行っている。また、事業所内に滋賀県の木である「紅葉」の植栽や、京都原産の希少植物を含む10種類以上の植物の栽培を行うなど、生物多様性保全における積極的な活動を行っている
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【平成30年度しが生物多様性取組認証制度】SCREENホールディングス、最高評価の3つ星を獲得
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