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【高速伝送対応コネクタ】京セラ、世界最多極の0.5mmピッチFPC/FFCコネクタ「6815シリーズ」を製品化

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 京セラ(株)は、世界最多極※1の100極を実現した高速伝送対応の0.5mmピッチFPC/FFC(フレキシブルプリント基板/フレキシブルフラットケーブル)用コネクタ「6815シリーズ」を製品化し、2019年3月18日より順次、サンプル出荷を開始する。
※1 2019年3月1日現在。京セラ調べ。
SnapCrab NoName 2019 3 18 17 38 25 No 00
 2018年12月から日本国内では、超高精細画像の8Kテレビ放送が始まり、圧倒的な臨場感が体感できるようになった。また、医療現場においても4K · 8Kといった高精細ディスプレイの導入が進んでおり、繊細な手術や病気の早期発見などに役立てられている。さらに今後は、高精細画像を利用した遠隔医療などへの応用が期待されている。
 新製品「6815シリーズ」は、高精細画像を実現するための高速伝送を可能としたコネクタであり、世界最多極※1の100極を実現した。多極コネクタを使用することで、これまで少極コネクタを複数個配置することが必要だった基板のパターンレイアウトを、コネクタの使用数を削減してスマートに接続できるようになった。これにより、少極コネクタを複数個使用するときと比べて、FPC/FFC挿入工数や実装工数などの作業時間の短縮が可能。同製品は、高速インターフェース規格「V-by-One®HS」※2(伝送可能速度:最大3.75Gbps)に準拠している。
 超高精細映像の8Kテレビや医療用ディスプレイで使用する「汎用タイプ」に加え、-40℃~+105℃に対応したカーナビなどの車載インフォテインメントに搭載可能な「高耐熱タイプ」もラインアップした。
※2 「V-by-One」は、ザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
 多極・高速伝送対応FPC/FFCコネクタ「6815シリーズ」の特長は次の通り。
(1)高速伝送対応製品において、世界最多極※1を実現
 液晶テレビ向け次世代インターフェース規格である「V-by-One®HS」※2(伝送可能速度:最大3.75Gbps)に準拠する高速伝送対応製品において、世界最多極の100極を実現。
(2)車載向けの高温度対応製品をラインアップ
 使用温度範囲は-40℃~+85℃の「汎用タイプ」と、-40℃~+105℃の「高耐熱タイプ」をラインアップし、カーナビなどの車載インフォテインメントにも搭載可能。
(3)嵌合(接続)不具合の防止と、良好なクリック感を実現
 タブ付きFPC/FFCとの組み合わせにより、斜め挿入や浅挿しによる接点ズレを防止。 嵌合不具合が目視によって確認できるため、作業効率の向上に貢献する。また、ロック時/ロック解除時の操作において、良好なクリック感を実現。
(4)インピーダンス調整FFCに対応
 伝送特性を向上させたインピーダンス調整FFCにも対応。
(5)環境に優しいRoHS指令対応製品
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