Quantcast
Channel: コンバーティングニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7252

【三次元画像処理】コグネックス、ドイツ、スペインのメーカー2社を買収

$
0
0

 コグネックスコーポレーション(本社:米国マサチューセッツ州ネイティック)は、2016年10月31日(現地時間)に、三次元ビジョン部門強化のため、三次元マシンビジョンテクノロジーに特化した2社を買収したことを発表した。
 2016年10月27日、コグネックスは、高度な三次元ビジョンセンサーおよびソフトウェアのメーカーEnShape GmbH(本社:ドイツ・イェーナ)を買収した。EnShapeの三次元センサーには、高解像度で高速な画像取り込みを実現するエリアスキャンテクノロジー(特許取得)が使用されており、レーザラインスキャナー用いられる搬送機構が不要となる。EnShapeの高いスキルを備えた三次元ビジョンエンジニアのチームが、イェーナを拠点とする新しいコグネックスエンジニアリングセンターに加わる予定。
 また、2016年8月30日には、三次元画像処理ソフトウェアメーカーであるAQSense(本社:スペイン・ジローナ)の買収を完了した。AQSenseは、フィールドテスト済み三次元ビジョンツールのライブラリーと、三次元ビジョンアプリケーションのセットアップを容易にする設定ソフトウェアパッケージの開発および販売をしている。
 AQSenseのソフトウェアエンジニアはコグネックスの三次元エンジニアリングチームに加わった。
 コグネックスの画像処理製品(Vision Products)部門のバイスプレジデントを務めるJoerg Kuechen氏は、「自動車、家電、物流などの業界で三次元ビジョンの需要が拡大しています。今回発表した2社の買収によって、特に経験豊富な2つのエンジニアリングチームが新たに加わり、革新的な新しい三次元製品の市場投入が加速すると確信しています」と述べている。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7252

Trending Articles