コダックは、2019年1月22日、2018年度KODAK SONORA Plate Green Leaf Awardの受賞企業13社を発表した。今回で6回目となるこの賞は、環境にやさしい持続可能な印刷ソリューションを推進しているグローバルリーダーとしてコダックが、持続可能な印刷の導入と、顧客の印刷ニーズに応える環境にやさしい選択肢の提供において、特に優れた実績をあげている印刷業界の顧客を表彰するもの。
2018年度SONORA Plate Green Leaf Awardの受賞企業は次の通り。
Artes Gráficas Sagitario(ボリビア)
Presse-Druck- und Verlags-GmbH(ドイツ)
Blackmore Group(イギリス)
Colour King(南アフリカ)
PT. Gelora Aksara Pratama(インドネシア)
Hebei Xindong Printing Co.(中国)
Leanin Tree(米国)
Mitchell Press(カナダ)
The Profeather Printing Co., Ltd.(東莞)(中国)
SRB Printing(韓国)
Stuff New Zealand(ニュージーランド)
豊国印刷(株)(日本)
Wijeya Newspapers(スリランカ)
各社ともKODAK SONORAプロセスフリープレートを実際のオペレーションで運用しており、持続可能な事業の実現への投資に継続的に取り組んでいる。本賞の評価ポイントは、エネルギーおよび水利用の効率化を推進する経営方針、地域社会のサステナビリティプログラムへの参加、環境に配慮した資材の使用など、広範に及ぶ。エントリーした全企業について、コダックの審査委員会がスコアを付け、評価を行った。
コダック社プリントシステムズ事業部プレジデントのジョン・オグラディ氏は次のように述べている。
「持続可能な印刷は、ビジネスの成功を推進するための重要な基盤を提供するとコダックは考えています。今年度のSONORA Green Leaf Awardの各受賞企業も、率先してこの取り組みを実践しています。環境にやさしい取り組みを事業全体に採用することで、各社では、オペレーション費用の削減から重要な業績評価指標の目に見える向上まで、具体的に大きな成果が上がっており、お客様に恩恵をもたらしています」
顧客企業が持続可能性の目標を達成できるよう支援すること。それはコダック社がより持続可能な世界の実現に貢献するための最も意義ある行動の1つ。そのために、コダックの製品エンジニアリングでは、環境にやさしい持続可能性を最優先としている。
KODAK SONORAプロセスフリープレートはコダックの持続可能製品の中心となるもので、世界中で4,000社の顧客がこの技術を採用している。最新バージョンのSONORA X*は加速度的に普及が進んでおり、80%の印刷会社がプロセスフリープレートに移行する可能性がある。SONORAプレートのほかにも、コダック社のCTP(コンピュータtoプレート)ソリューションは、旧モデルと比較してエネルギー消費量を最大95%も削減する。KODAK PROSPERプレスおよびKODAK ULTRASTREAMインクジェットテクノロジーのプリントヘッドコンポーネントは、再生と再利用が可能な設計となっている。また、KODAK NEXPRESSプレスおよびKODAK NEXFINITYプラットフォームには環境負荷の少ない機能が装備されている。たとえば、HDドライインクは事実上ゼロエミッションを実現しており、所要電力は旧モデルより格段に少なくなっている。
※日本市場では、KODAK SONORA CX(商業印刷用)/ NX(新聞印刷用)として販売
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【Printing】コダック、第6回KODAK SONORA Plate Green Leaf Awardの受賞企業13社を選出
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