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【ESG】アサヒ飲料、持続可能な容器包装の実現に向けて「容器包装2030」を制定

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 アサヒ飲料(株)は、ESGの取組みの強化を目的に、持続可能な社会の実現に向けて「容器包装2030」を制定した。

 近年、環境課題への取り組みに対する期待が大きくなる中、同社はプラスチック資源循環や海洋プラスチック問題の対策において、持続可能な容器包装の実現に向けて2030年までに以下の3つの目標を定めた。その3つの目標に基づき「容器包装」における活動に取り組んでいく。

2019 01 30 asahiinryo

 

【リサイクルPET、環境配慮素材について】

 2030年までに、プラスチック製容器包装(PETボトル、ラベル、キャップ、プラスチックボトル)の全重量の60%にリサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用することを目指す。

【リデュースについて】

 ラベルレスボトルを拡大するなどプラスチック製容器包装の重量削減を目指す。

【環境に配慮した新容器開発について】

 プラスチック以外の容器や、新しい環境配慮素材の研究開発を目指す。

 同社はこれまでも、「環境配慮商品の推進」を環境に関する重点課題として取り組んできた。2008年には資源の有効活用、枯渇性である石油系資源からの脱却、CO2排出抑制のため、業界で初めて小型容器で、とうもろこしを原料とした素材を50%使用した植物由来のラベルを採用した。

 また省資源、利便性を追及し、PETボトルやキャップなどの全資材に「らくエコボトル」や、業界最軽量クラスとなる「エコスタイルキャップ」の採用など、さまざまな環境に配慮した容器包装の取り組みを推進してきた。

 直近では、国内最軽量となる炭酸飲料用PETボトルキャップの採用や、PETボトルに貼付しているロールラベルを削減し、「おいしい水」ブランドにおいてラベルレスボトルを発売している。消費者からは、「剥がす手間を省けて捨てやすい」といった声も頂いている。

 今回、「容器包装2030」を制定し、持続可能な社会の実現に向けての環境負荷低減、循環型社会を目指し、積極的に取り組んでいく。


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