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【Printing】第44回技能五輪大会(印刷職種)日本代表候補、早瀬夏美さん(亜細亜印刷)に決定

 (一社)日本印刷産業連合会(山田雅義会長、日印産連)は、中央職業能力開発協会(JAVADA)の委託を受け、2017年10月にアラブ首長国連邦・アブダビで開催される第44回技能五輪国際大会「印刷職種」に出場する日本代表選手選考会を今年7月〜10月に実施し、金賞(最優秀)に、亜細亜印刷(株)(藤森英夫社長、長野県長野市)の早瀬真夏(はやせ まなつ)さん(2015年4月入社、20才)を日本代表候補として選出した。これに伴い、2016年11月10日、日印産連は記者会見を行った。

 会見で早瀬さんは、「入社当初から技能五輪国際大会「印刷職種」については知っており、一番上を目指したいと思い、練習して励んできた。来年良い結果を目指して、まだまだ練習を積み重ねていきたい」と述べ、本代表選手選考会金賞(最優秀)の表彰状、記念品、花束が贈られた。

 

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左から、亜細亜印刷(株)の藤森英夫社長、早瀬真夏さん、大塚成二印刷部部長

 技能五輪国際大会は国際的に技能を競うことにより、参加国の職業訓練の振興および技能水準の向上を図るとともに、青年技能労働者(満22才以下※1)の国際交流と親善を目的とした大会で、1950年に始まり、現在は原則2年ごとに開催されている。

 日印産連では、東京都の後援と協賛企業※2の協力のもと、国内選考会を実施した。今年は日印産連傘下の10団体の中から、7社13名の新進気鋭の若い技能者達の応募があり、第一次選考(筆記試験)により絞られた4社6名が最終選考(実技試験)に臨み、金賞に亜細亜印刷(株)の早瀬真夏さんが選ばれた。日印産連は、印刷職種の日本代表選手候補として早瀬さんを中央能力開発協会に推薦し、12月に正式に代表決定となる予定。

 最終選考会に臨んだ6名の選考結果は以下の通り。

 金賞 亜細亜印刷(株) 早瀬真夏さん

 銀賞 亜細亜印刷(株) 北沢利貴さん

 銅賞 (株)トッパンコミュニケーションプロダクツ 一色武尊さん

 敢闘賞 (株)トッパンパッケージングプロダクツ 久保田真生さん

 敢闘賞 宝印刷(株) 中島大河さん

 敢闘賞 瀬味証券印刷(株) 山本崚太さん

※1 技能五輪国際大会の参加選手は「開催年度の年齢で満22才以下」の制限がある

※2 協賛企業(順不同)

ハイデルベルグ・ジャパン(株)

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)

東洋インキ(株)

(株)T &K TOKA

(参加)技能五輪国際大会/「印刷職種」日本代表選手過去の成績

「印刷職種」は第39静岡大会から正式競技種目となり、同大会以降、日本は毎回参加し、優秀な成績を残している

・2007年 静岡大会・・・6位(敢闘賞)

・2009年 カナダ・カルガリー大会・・・金メダル

・2011年 イギリス・ロンドン大会・・・金メダル

・2013年 ドイツ・ライプツィヒ大会・・・6位(敢闘賞)

・2015年 ブラジル・サンパウロ大会・・・7位

 


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