DIC(株)の100%子会社であるサンケミカル社(米国・ニュージャージー州)において、米国で化粧品技術マネジャーを担うケリー・ドボス(Kelly Dobos)氏が、米・化粧品化学者協会「The Society of Cosmetic Chemists」(以下、SCC)会長に任命され、ニューヨークで開催された第72回年次学術会議において任命式が執り行われた。
SCCは、4,000人以上のメンバーで構成され、米国において化粧品化学分野の教育と発展に寄与する最も歴史があり最大の非営利団体。化粧品およびトイレタリー業界において消費者の信頼を得続けながら、化粧品化学者の関心と認識をさらに高めることをミッションとしている。
これまでドボス氏は、化粧品化学者協会の副会長を務めるとともに、支部や地区の取りまとめや化学委員会のメンバー、さらにはSCCによる刊行物の講評を担うなど、同組織のボランティアとして15年間にわたり活躍してきた。
ドボス氏は、スキンケアとメーキャップのフォーミュレーションに関する高い専門知識を有し、化粧品分野の化学者として約17年間の経験を有する。米シンシナティ大学の医薬品化学化粧品化学科の修士と、米オーバリン大学の化学科にて学士を取得し、2014年からサンケミカル社に勤務している。
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【People】サンケミカル社の社員が米・化粧品化学者協会会長に
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