森永乳業(株)は、同社で国内流通初の常温保存が可能な豆腐「森永 絹ごしとうふ」、「お料理向き 森永とうふ」を2019年1月22日(火)から全国で宅配専用として新発売する。
近年の宅配市場は、進展する高齢化、買い物困難者や共働き世帯の増加などに伴い注目が高まっている。同社の宅配事業では、継続摂取いただきたい"ビフィズス菌BB536"や"シールド乳酸菌(R)"、"ラクトフェリン"などを配合した付加価値の高いミルクやヨーグルトなど、100種類以上の商品を販売している。
その中で、同社独自のロングライフ技術を生かした「森永 絹ごしとうふ」は、おいしさと鮮度はそのままに、保存料不使用で長期保存が可能な宅配専用商品として1989年に発売。2017年度の宅配における豆腐事業の売り上げは前年比約103%となった(※1)。国内において長年冷蔵での販売が義務付けられていた豆腐の規格基準および食品表示基準が2018年に改正(※2)されたことにより、無菌充填豆腐(※3)の常温販売が解禁され、「森永とうふ」シリーズを常温保存可能品として発売することになった。水切り不要で簡便な充填豆腐は一定の需要があり、常温保存ができる無菌充填豆腐の発売は消費拡大につながると考えられる。
※1 2017年4月~2018年3月累計 森永乳業(株)出荷金額
※2 2018年7月13日、厚生労働省より豆腐の規格基準が改正。2018年9月21日、消費者庁より食品表示基準の一部が改正。
※3 豆乳を加熱殺菌して、殺菌または除菌した凝固剤を添加して、容器包装に無菌的に充填した後、加熱凝固させたもの。
「森永とうふ」シリーズは、「森永 絹ごしとうふ」の豊かな大豆の香りとなめらかな食感や、「お料理向き 森永とうふ」のしっかりとした硬さで崩れにくい特長はそのままに、常温保存が可能。
賞味期限は製造から6.5カ月(195日)で、料理としての普段使いに加えて、たんぱく質が豊富な豆腐は、災害時の非常食としても役立つ。また、パッケージは華やかな和柄模様をあしらい、贈答品にも適している。