(株)クラレは、エラストマー事業部が展開する液状ゴム「クラプレン」を、10月25日~28日まで西日本総合展示場新館(福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目8-1)で開催される「IRC 2016 Kitakyushu ゴム・エラストマー技術展」に出展する。ブース番号は08。
「クラプレン」はタイヤ、ベルト、ホースなどのゴム製品、コーティング剤、粘接着剤、シーリング材などの幅広い用途で使用されている。クラプレンは大きく分けて、「イソプレン系」「ブタジエン系」「スチレン・ブタジエン系」の3つに分けられる。
・液状イソプレンゴム(Liquid Isoprene Rubber, LIR)
・液状ブタジエンゴム(Liquid Butadiene Rubber, LBR)
・液状スチレンブタジエンゴム(Liquid Styrene Butadiene Rubber, L-SBR)
■液状ゴム「クラプレン」の特長
低分子量の粘稠な合成ゴムであり、残存モノマー、残存溶媒をほとんど含まないため、ほぼ無臭、無色透明。また分子量分布が狭いという特長を持っている。
可塑剤として機能するとともに、二重結合を有するため固形ゴムと共架橋することで、通常のオイルで発生するようなブリードアウトが起こりにくいという特長がある。これにより最終製品の品質を安定に保つことが可能になる。
クラプレンを使用することにより、加硫ゴムの力学物性を落とすことなく混練時間を削減することができ、生産性の向上と生産コストの低減が可能。
官能化グレードは金属やガラス、繊維等との接着性に優れる。
↧
【IRC 2016 Kitakyushu ゴム・エラストマー展】クラレ、液状ゴム「クラプレン」出展
↧