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【接続技術】TE Connectivity、独Intercontec Groupの事業取得完了

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<スイス・シャフハウゼン - 2016年10月4日>接続、センサー技術において世界をリードするTE Connectivity(TEコネクティビティ、日本法人:タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社、以下TE)は、既に発表している独Intercontec Group(以下インターコンテック社)の取得について、このたび手続きが完了したことを明らかにした。TEでは、これまでTEで鉄道部門のゼネラルマネージャーを務めていたピーター・ヴァン・ルー氏が新たにインターコンテック社のゼネラルマネージャーに就任し、事業統合のプロセスを開始した。
SnapCrab NoName 2016 10 5 8 18 45 No 00 R インターコンテック社は、丸型メトリックコネクタ製品を提供する企業である。同社は1996年に設立され、本社をドイツ・ニーダーヴィンクリングに置くほか、ドイツ国内に4ヶ所の製造拠点を有している。インターコンテック社はハイブリッド型コネクタ、クイックロックシステム、回転式サーボサイドコネクタ製品のリーディングカンパニーであり、EMC(電磁両立性)やIP(保護等級)といった性能面の信頼性についても高い評価を受けている。
 この度の事業取得は、TEがFA(ファクトリーオートメーション)や機械などの分野において、あらゆる課題に対応可能なソリューションプロバイダーとしての役割を強化する上で非常に重要な一歩となる。TEは丸型および角型ヘビーデューティー用コネクタのラインアップにインターコンテック社の丸型メトリックコネクタを加えることで、過酷用途向けコネクティビティ製品ポートフォリオを強化し、特に産業向け電源用および信号用コネクタの拡充を図る。両社の能力を融合することで、同社はより多くの顧客に対して、業界トップクラスの総合的な製品、技術、サービスを提供できることになる。
 TEオートメーション&コントロール、バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのクレイグ・マクドネル氏は、「インターコンテック社のヘビーデューティー用コネクタは、TEの過酷用途向けソリューションを拡充するものです。また加えて、この度の事業取得によって、ヨーロッパにおけるTEの機械・電気市場も拡大することになります。インターコンテック社の取得は、お互いを補完する製品ポートフォリオ、事業に取り組む姿勢の合致といった観点から、TEの成長戦略およびお客様や市場に対するサポート体制の強化において最適であると考えます」とコメントした。
 新たにインターコンテック社のゼネラルマネージャーに就任したピーター・ヴァン・ルー氏は、「私たちは、TEの総合的な製品ポートフォリオを生かせる環境、大規模企業の革新性やエンジニアリングの強みを生かすことで、お客様がインターコンテック社とTEに求める優れたサービスを提供すると共に、世界市場における競争力をこれまで以上に向上できると考えています」とコメントしている。
■TE Connectivityについて
 TE Connectivity(NYSE: TEL)は接続技術において世界をリードする年間売上120億米ドルのグローバルカンパニー。日々"つながり"を増す世界においてTEのコネクティビティおよびセンサソリューションは欠かせない存在。エンジニアとの連携により、新製品開発のアイデアを形にするとともに、厳しい環境下でも立証された高機能、高効率なTE製品の持つ新たな可能性を追求し続ける。7,000名を超える設計エンジニアを含む約7万2千名の従業員を擁するTE Connectivityは、あらゆる産業において世界150カ国以上の顧客とパートナーシップを結んでいる。

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