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【PPS樹脂】クレハとポリプラスチックス、事業提携を更新

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(株)クレハポリプラスチックス(株)は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂事業に関する2007年4月1日から2017年3月末日を契約期間とする事業提携基本契約を更新し、9月30日に、新たに2016年10月1日から2028年9月30日を契約期間とする事業提携基本契約(本契約)を締結した。
 クレハとポリプラは、1986年9月にPPS樹脂に関する事業提携を開始して以降、クレハが開発・製造したPPS樹脂のニート・レジン(以下「PPSレジン」という)をポリプラに供給し、ポリプラがPPSレジンを用いたコンパウンド(以下「PPSコンパウンド」の開発・製造・販売を行っており、両社の有機的な事業提携によってPPS樹脂事業の拡大を図ってきた。
 現在、PPS樹脂は、軽量化による燃費向上を支える自動車部品の金属代替用途をはじめとして、その優れた耐熱性や加工性が必要とされるさまざまな産業分野において、毎年需要がグローバルに拡大している。今後もPHEVやHEVの生産拡大などにより、自動車部品用途におけるニーズは益々強まるものとみられる。
 こうした中、クレハとポリプラは、両社の緊密な事業提携関係を継続し、PPS樹脂事業を安定的に成長させていくため、現契約を更新し、本契約を締結した。
 クレハとポリプラは、長年にわたり両社で蓄積した技術知見をベースとして、製品の改良・開発と安定的な供給体制により、ユーザーのニーズに応えていく。

【契約の概要】
 ・クレハとポリプラは、全世界において、PPSレジンおよびPPSコンパウンドの改良・開発・製造・販売について提携する。
 ・クレハはPPSレジンを開発・製造し、ポリプラに供給する。
 ・ポリプラはクレハから供給されたにPPSレジンを使用してPPSコンパウンドを開発・製造し、販売する。

 〔契約期間〕
 ・2016年10月1日より2028年9月30日(現契約は2016年9月30日で終了)

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