53回シンポジウム「持続可能な社会における食品包装用プラスチックの在り方~本音(ホンネ?)で語る環境問題~」を北区王子・北とぴあ7階第1研修室で開催する。これらの環境の課題を含め、食品包装用の資材をどのように考えて行くか、プラごみをどのように処理していくのかなどの視点で討議を進める。
参加費は会員1万6000円、一般2万5000円。申し込み締め切りは2018年10月16日(水)。問い合わせはTEL.03-3669-0526まで。
【プログラム】
9:30~10:00 開会挨拶 導入講演
テーマ:「食品包装を巡る環境問題を俯瞰する」
日本食品包装協会 理事長 石谷孝佑氏
10:00~10:40 (40分) 基調講演
テーマ:「日欧のプラスチック資源循環戦略の現状と今後のゆくえ」
講師:みずほ情報総研㈱ 環境エネルギー 第一部 コンサルタント 谷口友莉氏
要旨:講演「日欧のプラスチック資源循環戦略の現状と今後のゆくえ」
要旨:欧州で2018年から検討・導入が本格化したプラスチック戦略と使い捨てプラスチック規制などの関連政策、日本でもG20に先駆けて今年閣議決定されたプラスチック資源循環戦略について内容を紹介する。
11:00~11:40 (40分) 講演
テーマ:「軟包装リサイクラーの課題と今後の取り組み等について」(プラスチックリサイクル業界の立場から)
講師:ヴェオリア・ジェネッツ㈱ プラスチックリサイクル本部 副本部長 喜田知克氏
要旨:容器包装プラスチックのリサイクル制度や一般的なリサイクルプロセスを説明した後、リサイクラーが抱えている課題とその課題に対する今後の取り組み等について紹介する。
11:40~12:20 (40分) 講演
テーマ:「 味の素グループESG課題へ取り組み(環境課題を中心に)(食品業界の立場から)
講師:味の素㈱ 理事 環境・安全・基盤マネージメント部長 田中 清氏
要旨:この6月のG20でプラスチック廃棄物課題、気候変動が大きく取り上げられたように、この数年で環境課題を中心としたESG課題に対する社会の関心、企業活動への影響は大きく変化している。講演では、企業を取り巻く環境の変化と、これらの課題解決に向けた味の素グループの取り組みを紹介する。
12:20~13:00 (40分) 講演
テーマ:トッパン「サステナブルパッケージソリューション」ご紹介(包装資材業界の立場から)
講師:凸版印刷㈱ パッケージソリューション事業部 販売促進本部 販売促進部 環境ビジネスチーム 部長 川田 靖氏
要旨:トッパンは、1900年の創業時から容器包装を取り扱ってきた歴史を持ち、様々な社会課題をキャッチアップし時代に即した対応を進めてきました。今、大きな社会課題となっている「環境問題」へのパッケージによるソリューションを紹介する。
13:00〜14:10 (60分) 昼食
14:00〜14:30 (30分) 質問票回収、コーディネーター、パネラーに配布
14:30~16:30 (途中休憩5分) パネルディスカッション
パネリスト:谷口友莉氏、喜田知克氏、田中 清氏、川田 靖氏
コーディネーター:理事長 石谷孝佑氏
16:35~16:40 まとめ 閉会挨拶
日本食品包装協会 シンポジウム等企画委員長 金子晴海氏