【第78回応用物理学会秋季学術講演会】東工大未来研・学振DCの鈴木大地氏、9月8日に「全方位非破壊検査に向けたフレキシブルテラヘルツスキャナーの開発」発表

　（公社）応用物理学会では、来る9月5日～8日まで、福岡国際会議場・国際センター・福岡サンパレスホテル（福岡県福岡市）で「第78回応用物理学会秋季学術講演会」を開催する。8日、16:00～16:15には、東工大未来研・学振DCの鈴木大地氏が「全方位非破壊検査に向けたフレキシブルテラヘルツスキャナーの開発」について発表する。会場はA405。
　測定対象の形状を問わずフレキシブルに湾曲し、全方位測定ができる高感度かつ高解像度のテラへルツスキャナーを開発した。これは、構造の最適化によってノイズの影響を軽減した、高感度なカーボンナノチューブのテラへルツ波アレイ検出器を使ったもので、種々の形状をもつ医療器具や錠剤の検査に威力を発揮することが期待される。