2016年リオ五輪大会は、低炭素技術を生かすレガシー(遺産)を中南米地域にもたらすとともに、二酸化炭素換算で200万トン相当の温室効果ガス(GHG)排出量の削減に取 り組む歴史に残る大会となる。
オリンピックの公式化学会社であり2016年リオデジャネイロ五輪大会の公式カーボンパートナーであるザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:アンドリュー・リバリス)と2016年リオ五輪組織委員会は、リオ五輪の開催に当たり、二酸化炭素排出量の最小化に向けて展開されている全てのプロジェクトの実施を通じて見込まれるGHG排出量の削減規模が、二酸化炭素換算で200万トン超に上ると発表した。この数字は、第三者機関による検証を受けている。2016年リオ五輪大会は、分野横断的な独自の連携を通じて、地域経済や社会に向けて持続可能性の高い適切なソリューションの導入を促す契機となった。
ダウのオリンピック・アンド・スポーツ・ソリューションズ事業部バイス・プレジデントであるルイス・ベガ氏は次のように述べている。
「五輪ムーブメントとの連携によりダウは、国際的なイベントである五輪に代表されるスポーツという場において、科学技術が低炭素ソリューションの導入に貢献できることを示すことができました。2016年リオ五輪は、将来の世代に向けて問題解決を導くために、ブラジル産業界のリーダーたちと意見交換し協働していくまたとない機会となりました」
2014年ソチ冬季五輪大会開催において、ロシアで展開した「持続可能な未来」プログラムの成果が評価され、ダウは2014年9月、2016年リオ五輪の公式カーボンパートナーに選ばれた。公式カーボンパートナーとして実施した農業、産業およびインフラ分野でのさまざまなプロジェクトを通じて、これまですでに10万トンのGHG排出量が削減された。この数字は、第三者専門機関による検証を受けている。これらのプロ ジェクトにより、2026年までの継続的なGHGの削減効果が見込まれる。
2016年リオ五輪組織委員会サステナビリティおよびアクセシビリティ担当責任者のタニア・ブラガ氏は次のように述べている。
「二酸化炭素排出量を最小限に抑えながら 五輪大会を確実に開催していくことは、持続可能性に向けたわれわれの戦略において主要な柱の1つとなります。さらに重要なことは、ブラジルや中南米地域の主要産業を、より持続可能性の高い事業展開のあり方へと導いたことにより、二酸化炭素排出量の削減に向けた気運を高めることができたことです。オリンピックパートナー企業であるダウの主導による連携は、すでに中南米地域にプラスのレガシーをもたらしています」
持続的な影響を残す
2016年リオ五輪大会の公式カーボンパートナーであるダウは、大会の準備段階から開催中に発生する二酸化炭素を相殺するために、第三者専門機関の検証を受けながら、2026年までに二酸化炭素換算で50万トン相当のGHGを削減するプロジェクトに取り組んだ。一方、観客の移動など大会の開催に関連して発生する排出量に対する取り組みとして、さらに150万トン相当分の削減を目指してきた。
ダウは、2016年リオ五輪と連携し、ブラジルや中南米地域の環境面および技術面におけるニーズに応えていくために、それぞれの国の実情を考慮したプログラムを策定し、低炭素ソリューションや低炭素社会に向けた取り組みを、経済の主要分野に対して啓発してきた。ダウのプロジェクトにより、化石エネルギーから再生可能エネルギーへの切り替え、農業や畜産業における資源の最適化、エネルギー効率の高いインフラ整備の拡張などが実現するとともに、生産性の向上および省エネに向けて企業が取り組む結果、市場に長期的な変化がもたらされた。
ダウは、第三者の専門機関であるERMと共同で、ダウの気候変動問題解決の枠組みに照 らしてプロジェクトの妥当性を評価するとともに、2016年リオ五輪大会の開催および大会開催に関連して発生する二酸化炭素排出量の低減に向けた取り組みがもたらす、GHG排出削減効果を検証した。
「われわれは、独立した評価を行い、プロジェクト企画の妥当性や排出削減効果を検証し、実行期間にわたるプロジェクトの効果を慎重に算定しました。関連文書の監査とプ ロジェクト実施を合わせた広範囲にわたる評価の結果、気候変動問題を解決へと導く一連のプロジェクトによるGHG削減効果は、2026年までに二酸化炭素換算にして220万トン超に上ると見込まれます」と、ERMシニア・パートナーのブラウリオ・ピクマン氏は 述べている。
将来世代のために
GHG 排出量の削減に加えて、ダウは2016年リオ五輪大会と連携して、ブラジルの50万人の人々を対象に持続可能性や気候変動に関する啓発活動を実施した。その一環と して、建設業界に向けてエネルギー効率に関するセミナーを主催し、また、農業団体とは持続可能な農業をテーマに対話集会を実施した。さらにダウは、2016年リオ五輪大会の教育プログラムである「トランスフォルマ」(Transforma)を支援した。こ の教育プログラムは現在、700万人を超える生徒に提供されている。
「トランスフォルマ」のパートナー企業としてダウは、スポーツやオリンピック・パラ リンピック大会を通じて持続可能性の概念や化学、物理学、生物学について学ぶ9つの科学講座をカリキュラムに追加し、「トランスフォルマ」のプラットフォーム拡大を支援した。2013年にスタートした「トランスフォルマ」は、現在ではブラジルの27全州で展開されている。
「ダウが中南米地域の社会に進出して60年になります。中南米へ進出するに当たり、 ダウが最初に選んだ国がブラジルであり、そのブラジルで初めての五輪大会が開催されています。中南米地域におけるわれわれのこれまでの軌跡を記念するとともに、力強い連携と事業拡大を目指して新たな60年の土台を築く上で、2016年リオ五輪大会は絶好の機会となります」と、ダウ中南米地域社長であるファビアン・ギル氏は述べている。
ダウの二酸化炭素削減プログラムに関するウェブサイト: www.dow.com/carbonmitigation
オリンピックの公式化学会社であり2016年リオデジャネイロ五輪大会の公式カーボンパートナーであるザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社:米国ミシガン州、会長兼CEO:アンドリュー・リバリス)と2016年リオ五輪組織委員会は、リオ五輪の開催に当たり、二酸化炭素排出量の最小化に向けて展開されている全てのプロジェクトの実施を通じて見込まれるGHG排出量の削減規模が、二酸化炭素換算で200万トン超に上ると発表した。この数字は、第三者機関による検証を受けている。2016年リオ五輪大会は、分野横断的な独自の連携を通じて、地域経済や社会に向けて持続可能性の高い適切なソリューションの導入を促す契機となった。
ダウのオリンピック・アンド・スポーツ・ソリューションズ事業部バイス・プレジデントであるルイス・ベガ氏は次のように述べている。
「五輪ムーブメントとの連携によりダウは、国際的なイベントである五輪に代表されるスポーツという場において、科学技術が低炭素ソリューションの導入に貢献できることを示すことができました。2016年リオ五輪は、将来の世代に向けて問題解決を導くために、ブラジル産業界のリーダーたちと意見交換し協働していくまたとない機会となりました」
2014年ソチ冬季五輪大会開催において、ロシアで展開した「持続可能な未来」プログラムの成果が評価され、ダウは2014年9月、2016年リオ五輪の公式カーボンパートナーに選ばれた。公式カーボンパートナーとして実施した農業、産業およびインフラ分野でのさまざまなプロジェクトを通じて、これまですでに10万トンのGHG排出量が削減された。この数字は、第三者専門機関による検証を受けている。これらのプロ ジェクトにより、2026年までの継続的なGHGの削減効果が見込まれる。
2016年リオ五輪組織委員会サステナビリティおよびアクセシビリティ担当責任者のタニア・ブラガ氏は次のように述べている。
「二酸化炭素排出量を最小限に抑えながら 五輪大会を確実に開催していくことは、持続可能性に向けたわれわれの戦略において主要な柱の1つとなります。さらに重要なことは、ブラジルや中南米地域の主要産業を、より持続可能性の高い事業展開のあり方へと導いたことにより、二酸化炭素排出量の削減に向けた気運を高めることができたことです。オリンピックパートナー企業であるダウの主導による連携は、すでに中南米地域にプラスのレガシーをもたらしています」
持続的な影響を残す
2016年リオ五輪大会の公式カーボンパートナーであるダウは、大会の準備段階から開催中に発生する二酸化炭素を相殺するために、第三者専門機関の検証を受けながら、2026年までに二酸化炭素換算で50万トン相当のGHGを削減するプロジェクトに取り組んだ。一方、観客の移動など大会の開催に関連して発生する排出量に対する取り組みとして、さらに150万トン相当分の削減を目指してきた。
ダウは、2016年リオ五輪と連携し、ブラジルや中南米地域の環境面および技術面におけるニーズに応えていくために、それぞれの国の実情を考慮したプログラムを策定し、低炭素ソリューションや低炭素社会に向けた取り組みを、経済の主要分野に対して啓発してきた。ダウのプロジェクトにより、化石エネルギーから再生可能エネルギーへの切り替え、農業や畜産業における資源の最適化、エネルギー効率の高いインフラ整備の拡張などが実現するとともに、生産性の向上および省エネに向けて企業が取り組む結果、市場に長期的な変化がもたらされた。
ダウは、第三者の専門機関であるERMと共同で、ダウの気候変動問題解決の枠組みに照 らしてプロジェクトの妥当性を評価するとともに、2016年リオ五輪大会の開催および大会開催に関連して発生する二酸化炭素排出量の低減に向けた取り組みがもたらす、GHG排出削減効果を検証した。
「われわれは、独立した評価を行い、プロジェクト企画の妥当性や排出削減効果を検証し、実行期間にわたるプロジェクトの効果を慎重に算定しました。関連文書の監査とプ ロジェクト実施を合わせた広範囲にわたる評価の結果、気候変動問題を解決へと導く一連のプロジェクトによるGHG削減効果は、2026年までに二酸化炭素換算にして220万トン超に上ると見込まれます」と、ERMシニア・パートナーのブラウリオ・ピクマン氏は 述べている。
将来世代のために
GHG 排出量の削減に加えて、ダウは2016年リオ五輪大会と連携して、ブラジルの50万人の人々を対象に持続可能性や気候変動に関する啓発活動を実施した。その一環と して、建設業界に向けてエネルギー効率に関するセミナーを主催し、また、農業団体とは持続可能な農業をテーマに対話集会を実施した。さらにダウは、2016年リオ五輪大会の教育プログラムである「トランスフォルマ」(Transforma)を支援した。こ の教育プログラムは現在、700万人を超える生徒に提供されている。
「トランスフォルマ」のパートナー企業としてダウは、スポーツやオリンピック・パラ リンピック大会を通じて持続可能性の概念や化学、物理学、生物学について学ぶ9つの科学講座をカリキュラムに追加し、「トランスフォルマ」のプラットフォーム拡大を支援した。2013年にスタートした「トランスフォルマ」は、現在ではブラジルの27全州で展開されている。
「ダウが中南米地域の社会に進出して60年になります。中南米へ進出するに当たり、 ダウが最初に選んだ国がブラジルであり、そのブラジルで初めての五輪大会が開催されています。中南米地域におけるわれわれのこれまでの軌跡を記念するとともに、力強い連携と事業拡大を目指して新たな60年の土台を築く上で、2016年リオ五輪大会は絶好の機会となります」と、ダウ中南米地域社長であるファビアン・ギル氏は述べている。
ダウの二酸化炭素削減プログラムに関するウェブサイト: www.dow.com/carbonmitigation