凸版印刷(株)が提供する、アルミレスで袋のまま電子レンジでの温めが可能な「蒸できスタンディングパウチ」が、株式会社セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド(PB)商品「セブンゴールド 金のハンバーグ」、「セブンゴールド 金のビーフカレー」、「セブンゴールド 金のビーフシチュー」に採用された。
今回採用された3商品は、2010年の販売以来、累計1億個を販売するセブン&アイの人気商品。従来商品はパウチの素材にアルミが使用されていたため、パウチのまま電子レンジで温めることができませんでした。
今回、凸版印刷の「蒸できスタンディングパウチ」を採用したことで、袋のまま電子レンジで加熱できる仕様を実現。これにより、湯煎加熱時の水や電子レンジ加熱時の耐熱皿やラップの使用を削減できるため、パッケージのライフサイクル全体におけるCO2排出量を従来商品と比較して約40%、水消費量を70%削減した。
凸版印刷は、今後も「蒸できスタンディングパウチ」をはじめとする電子レンジ用
機能包材「楽ラクレンジシリーズ」を拡販、2017年度にシリーズ全体で約30億円
の売上を目指す。
■ 「蒸できスタンディングパウチ」について
「蒸できスタンディングパウチ」は、アルミレスで蒸気口から蒸気を逃がす特殊な構造とスタンディング形状により、パウチを立たせたまま電子レンジでの温めが可能な蒸気抜き包材。スープなどの液体食品から惣菜などの固形食品まで幅広く使用できる。層構成に凸版印刷が開発した透明バリアフィルム「GL FILM」を選択することで、内容物の長期鮮度保持が可能。
■ 採用製品のCO2排出量および水消費量について (当社算定値)
・「セブンゴールド 金のハンバーグ」
CO2排出量(kg-CO2eq/袋) 水消費量(ℓ/袋)
旧仕様 0.166 1.54
蒸できパウチ 0.0996 0.435
削減量 0.066 1.1
削減率 39.9% 71.8%
・「セブンゴールド 金のビーフカレー」
CO2排出量(kg-CO2eq/袋) 水消費量(ℓ/袋)
旧仕様 0.163 1.54
蒸できパウチ 0.0952 0.444
削減量 0.068 1.1
削減率 41.7% 71.2%
・「セブンゴールド 金のビーフシチュー」
CO2排出量(kg-CO2eq/袋) 水消費量(ℓ/袋)
旧仕様 0.169 1.57
蒸できパウチ 0.0981 0.444
削減量 0.071 1.13
削減率 42.1% 71.8%
*算定結果は東京都市大学・伊坪徳宏教授によるレビューを受けている。
*パッケージに記載された加熱条件(湯煎、電子レンジとも)で算定
*包材の原材料調達から包材の輸送まで、および使用段階と廃棄段階を算定
(中身製造と流通・販売段階は含まず)
今回採用された3商品は、2010年の販売以来、累計1億個を販売するセブン&アイの人気商品。従来商品はパウチの素材にアルミが使用されていたため、パウチのまま電子レンジで温めることができませんでした。
今回、凸版印刷の「蒸できスタンディングパウチ」を採用したことで、袋のまま電子レンジで加熱できる仕様を実現。これにより、湯煎加熱時の水や電子レンジ加熱時の耐熱皿やラップの使用を削減できるため、パッケージのライフサイクル全体におけるCO2排出量を従来商品と比較して約40%、水消費量を70%削減した。
凸版印刷は、今後も「蒸できスタンディングパウチ」をはじめとする電子レンジ用
機能包材「楽ラクレンジシリーズ」を拡販、2017年度にシリーズ全体で約30億円
の売上を目指す。
■ 「蒸できスタンディングパウチ」について
「蒸できスタンディングパウチ」は、アルミレスで蒸気口から蒸気を逃がす特殊な構造とスタンディング形状により、パウチを立たせたまま電子レンジでの温めが可能な蒸気抜き包材。スープなどの液体食品から惣菜などの固形食品まで幅広く使用できる。層構成に凸版印刷が開発した透明バリアフィルム「GL FILM」を選択することで、内容物の長期鮮度保持が可能。
■ 採用製品のCO2排出量および水消費量について (当社算定値)
・「セブンゴールド 金のハンバーグ」
CO2排出量(kg-CO2eq/袋) 水消費量(ℓ/袋)
旧仕様 0.166 1.54
蒸できパウチ 0.0996 0.435
削減量 0.066 1.1
削減率 39.9% 71.8%
・「セブンゴールド 金のビーフカレー」
CO2排出量(kg-CO2eq/袋) 水消費量(ℓ/袋)
旧仕様 0.163 1.54
蒸できパウチ 0.0952 0.444
削減量 0.068 1.1
削減率 41.7% 71.2%
・「セブンゴールド 金のビーフシチュー」
CO2排出量(kg-CO2eq/袋) 水消費量(ℓ/袋)
旧仕様 0.169 1.57
蒸できパウチ 0.0981 0.444
削減量 0.071 1.13
削減率 42.1% 71.8%
*算定結果は東京都市大学・伊坪徳宏教授によるレビューを受けている。
*パッケージに記載された加熱条件(湯煎、電子レンジとも)で算定
*包材の原材料調達から包材の輸送まで、および使用段階と廃棄段階を算定
(中身製造と流通・販売段階は含まず)