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【グラビア印刷】日本印刷学会グラビア研究会、5月31日に第3回基礎講座開催

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  (一社)日本印刷学会 技術委員会 グラビア研究会では、来る5月31日(水)午後1時55分~5時まで、日本印刷会館2階会議室において「第3回グラビア基礎講座」を開催する。フィルムから製版、印刷、インキまでグラビア印刷における、基礎(原理・トラブルにまつわる用語解説)からトラブル対処までを勉強する内容となっている。さらに、トピックスとして、グラビア印刷の品質検査装置についての講演を組み込んだ構成となっている。
 講演会終了後には、分野ごとに各講師および委員との質疑応答の時間を設定している。受付で事前に質問票を受け取り、日頃の疑問等を含め、講演への質問を記入してもらい、優先的に答えてもらえる。新入社員の方はもとより、数年の現場経験の有る方に適した基礎講座となっている。
 関東グラビア協同組合が共催し、全国グラビア製版工業会連合会が協賛している。

日時:2017年5月31日(水)13:55~17:00(受付は30前から)
会場:日本印刷会館2階会議室(東京都中央区新富1-16-8)

 プログラムは次の通り。
13:55-14:00
 開会の挨拶 /お知らせ

14:00-14:25
 1.「グラビア印刷時のフィルムの取り扱いに関する留意点」(25分)
   講師:東洋紡(株) 松田 明 氏
   要旨:フィルムの種類や物性から印刷・ラミなどの加工や保管・取扱い時の留意点について説明する。

14::20-14:50
 2.「グラビア印刷機の基礎」(25分)
   講師:富士機械工業(株) 西村高博 氏
   要旨:グラビア印刷機の基礎知識を得るために、その基本構成と各部の構造、役割及び適正テンションについて、設計思想を交えながら説明する。

 14:50-15:20
 3.「グラビア製版の基礎(仮題)」 (30分)
   講師:東洋FPP(株) 松崎徳治 氏
   要旨:グラビアシリンダーができるまでの工程、製版手法が異なる腐食(レーザー)及び彫刻(ヘリオ)の違いをセル形状、印刷適性を踏まえて説明する。また、製版方式の違いによる印刷物の違いについても解説する。

休憩 (15:20-15:35)

15:35-16:05
 4.「グビア印刷のトラブルシューティング」(30分)
   講師:サカタインクス(株) 田村智永 氏
   要旨:グラビア印刷時に発生する様々なトラブルについて、それぞれの現象を見ながら発生要因を解析する。また、印刷トラブルの対処法についても説明する。

16:05-16:30 【トピックス】
 5.「グラビア印刷の品質検査装置の原理から」(25分)
   講師:東京計器(株) 鵜澤正光 氏
   要旨:グラビア印刷特有のトラブルとして版かぶり、ドクター筋、版詰まり、ブロッキングなどが挙げられる。これらのトラブルの発生要因およびその対処方について紹介、解説する。

16:30-17:00
 6.各講師及びグラビア研究会委員との質疑応答
    内容:講師をはじめグラビア研究会の委員が分野ごとに分かれて、質問票にかかれた質問に優先的に答える。講演内容に関する質問は講師の方、また、日頃の仕事の中で感じている疑問や質問については、専門分野の委員が対応する。
 定員は80名(定員になり次第締め切る)。
 申し込み締め切りは2017年5月25日(木)。
 参加費は、5,000円(日本印刷学会 個人会員・賛助会員、関東グラビア協同組合会員、全国グラビア製版工業会連合会会員)、8,000円(その他)。


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