コダック ジャパン(本社:東京都品川区、代表執行役員社長:藤原 浩)は、来る4月19日・20日の両日、マイドームおおさかにて開催される「JP2017・ICTと印刷展(主催:JP産業展協会)」において、250社を超える日本国内での導入実績を誇り、従来比1.5倍にまで高めた優れた視認性と卓越した機上現像性で高い評価を得ている、UV印刷対応完全無処理プレートKODAK SONORA XJをエコノミーCTPの KODAK ACHIEVEと共に出展し、省力化・省人化、環境対応ソリューションを提案する他、オフセットとデジタルのハイブリッドワークフローへの対応やプルーフィング機能および自動化をさらに強化したKODAK PRINERGY ワークフロー8を関西地区で初公開する。また、品質と一貫性が一段と向上したKODAK FLEXCEL NXフレキソソリューションのサンプル展示も行う。
UV印刷対応の完全無処理版SONORA XJプロセスフリープレートは、2015年6月の販売開始以来、既に250社を超えるユーザーが導入し、優れた視認性、耐刷性、印刷適性、機上現像性能に高い評価を得ている。
視認性は従来比1.5倍向上し、耐刷性に関しても省電力UV印刷で5万枚、油性枚葉機で10万枚、オフ輪では30万枚を超える耐刷実績を有している。また、SONORA XJは、コダック独自の単層構造のプレートであるため、酸素遮断層や感光層が湿し水に溶け出して、湿し水を汚染することもない。従来の現像有りプレートと同様に何の違和感も無く普通に印刷できるプレートとして印刷機オぺーターからも好評を博している。また、現像機が無くなったことにより、プリプレス部門の人件費1.5人分の大幅な削減が実現できた、薬品の購入コスト、廃液の回収コスト等で年間200万円近くのコスト削減に繋がるというユーザーからの満足の声も挙がっている。コダック ブースでは、SONORA XJ導入ユーザーの声を紹介したビデオや、ユーザーから提供された印刷サンプルを展示しSONORA XJの幅広い活用例を紹介する。
KODAK ACHIEVEプレートセッターは、コダックの多彩なプレートセッターラインアップの中で最もエコノミータイプで、最新モデルでは従来モデルと比較して消費電力を43%削減し、イメージング時のピーク電力はわずか400Wを実現した省電力タイプとなっている。インラインパンチも新たに選択可能となったことで、さらに自動化機能が拡張された。現像処理工程が不要の完全無処理プレートSONORA XJと自動化機能を高めたACHIEVEプレートセッターの組み合わせが、省力化、省人化、省エネルギー、環境対応の推進を実現する。
コダックでは、「JP2017・ICTと印刷展」会期中の4月19日(水)14時より14時50分まで、マイドームおおさかの8階第2会議室において、「時代はSONORAへ、UV印刷対応完全無処理版プレートSONORA XJの最新情報と今後の展望について」と題したセミナーを開催する。参加費は無料だが、コダックへの事前申し込みが必要。定員60名に達し次第締め切る。
コダックワークフローソリューションの最新バージョンPRINERGY ワークフロー8を関西地区で初公開する。PRINERGYワークフロー8では、リコー、コニカミノルタ各社のデジタル印刷システムとの連携を強化しオフセットとデジタルのハイブリッドワークフローへの対応や、プルーフィング機能や自動化のさらなる強化によって、品質向上とデジタル機器の効率運用の両立に加えて、一層のコスト削減と生産性向上に貢献する。コダック ブースでは、PRINERGYワークフロー8の新機能をデモンストレーションで紹介する。
この数年で品質が劇的に向上したフレキソ印刷。その理由はデジタルシステム化されたフレキソ版作成システムにある。その先駆けとしてdrupa 2008で発表された FLEXCEL NXはその後も新技術の開発を進め、既に全世界での導入台数は500台を超えており、後続の他社システムに対して常にアドバンテージを保ち続けている。コダック ブースでは新たなスクリーニング技術により、印刷の品質と一貫性がさらに向上した国内外の実際の印刷サンプルや活用例を展示し、フレキソ印刷の新たな可能性を提案する。
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【JP2017・ ICTと印刷展】コダック ジャパン、UV印刷対応完全無処理プレートKODAK SONORA XJ披露
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