(一社)日本食品包装協会は、2017年4月26日(水)、平成29年4月度研究例会を東京都北区の北とぴあ7階第1研修室で開催する。参加費は会員6,000円、一般10,000円。申し込み締切は平成29年4月21日(金)。問い合わせはTel.03-3669-0526まで。
【プログラム】
13:25~13:55
製品紹介Ⅰ:ガラスびんの市場動向2017
講師:日本山村硝子(株) 営業本部 マーケティング課 課長 高橋啓市氏
要旨:現在のガラスびん市場について、最新動向とトピックをテーマに話す。進化し続ける加飾技術や市場ニーズの変化について、製品例も交えて紹介する。
14:00~14:30
製品紹介Ⅱ:東洋紡のフィルム事業の環境対応戦略
講師:東洋紡(株) フィルム生産技術総括部 執行役員 総括部長 森重地加男氏
要旨:東洋紡のフィルム事業の基本戦略の一つとして「環境対応」がある。環境対応のキーワードとして「減容化(薄膜化)」「植物由来」「リサイクル」を念頭に、種々の開発を進めている。これまで上市した該当のフィルムの紹介を中心に、昨年、プレスリリースしました、100%バイオ・ポリエチレンフラノエート(PEF)を紹介する。
14:40~15:40
技術講演Ⅰ:MyLar® シーラントフィルムのご紹介
講師:デュポン(株) フィルム事業部 部長 半田昌史氏
要旨:MyLar®ヒートシールは耐熱・イージーピール・キャップライナーなど幅広い用途で展開されている。食料事情、高齢化など社会変化に適応し、今後、国内の使用も増加すると考える。
15:45~16:45
技術講演Ⅱ:保存性延長包装のトレンド
講師:東京食品機械(株) 代表取締役社長 秦 哲志氏
要旨:ここ数年、保存性延長を可能にする包装技術の需要が増加している。社会的背景としては、世界的問題になっている食品廃棄ロス問題と飢餓問題があり、経済背景としては、小売現場での見切り販売(値下げ販売)と廃棄によるコストロスの問題がある。加えて、保存性延長は、労働人口減少による人手不足問題業務効率改善の一翼も担う事にもなる可能性も秘めている。