UHA味覚糖(株)は、環境問題への取り組みとして、主力商品である「特濃ミルク 8.2」「特濃ミルク8.2 塩ミルク」「特濃ミルク8.2 抹茶」の3品の外装をプラスチックから紙を使用したパッケージに変更し、発売を開始した。
■開発経緯
2019年9月で「特濃ミルク8.2」は発売30周年を迎えた。「これからもお客様に愛され続ける商品をお届けしたい」という思いはもちろん、「これからは、地球からも愛される商品をお届けしたい」という思いで商品を全量切り替えた。
■紙を使用したパッケージへ変更
外装の構成材質に紙を50%以上使用。パッケージを変更すると特濃ミルク3品で年間約14トンのプラスチック削減(※1)につながる。プラスチック製造・焼却時に排出される温室効果ガスの削減、プラスチックゴミによる海洋汚染の削減に貢献する。
※1:UHA味覚糖昨年度出荷実績より
■バイオマスインキを使用
印刷のインキに植物由来原料を使用したバイオマスインキを採用した。バイオマスとは「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」で、再生可能な資源として注目されている。バイオマス材料の中でも、植物由来の材料は、特にCO2排出量の削減に効果があるとされている。パッケージにこれら植物由来のインキを使用することにより、CO2排出量削減に貢献する。
■今後の取り組み
まずは「特濃ミルク8.2」の主力3品を変更し、今後も主力ブランドを中心に紙を使用したパッケージに変更する予定。