住友化学(株)が発行する「住友化学レポート2019」および「サステナビリティデータブック2019」は、このほど、環境省と(一財)地球・人間環境フォーラムが共催する「第23回環境コミュニケーション大賞」の環境報告部門において、優良賞を受賞した。
「環境コミュニケーション大賞」は、優れた環境報告を表彰することにより、事業者の環境経営および環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、環境情報開示の質の向上を図ることを目的とする表彰制度。今回、環境報告部門では180点の応募作について審査が行われ、25点の優良賞が選出された。
住友化学レポートは、幅広いステークホルダーに向けて、同社グループの価値創造ストーリーをわかりやすく伝えることを目指し、非財務情報と財務情報を総合的にまとめたもの。また、サステナビリティデータブックは、住友化学レポートを補完する報告ツールとして、ESGの側面から同社グループのサステナビリティ情報を掲載している。今回の受賞は、同レポートおよびデータブックにおいて、2018年10月に総合化学企業として世界で初めて「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」による認定を取得した際に定めた中長期的なGHG排出削減目標や、プラスチック廃棄物問題への対応として国内外のさまざまなイニシアチブに参画していることなどについて、社会に広く伝える工夫がなされている点が評価された。
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【第23回環境コミュニケーション大賞】住友化学、環境報告部門で優良賞受賞
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