SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は、2月4日(米国時間)、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)が2019年末に実施したシリコンウェーハ業界の分析結果をもとに、2019年の世界シリコンウェーハ出荷面積が、過去最高を記録した前年から7%減少したことを発表した。また、2019年の世界シリコンウェーハ販売額は前年比2%減となったが、依然として110億ドルを上回っている。
2019年の世界シリコンウェーハ出荷面積は、総計118億1,000万平方インチとなり、2018年の出荷面積127億3,200万平方インチを下回った。販売額は、2018年の113.8億ドルから111.5億ドルへ減少した。
SEMI SMG副会長で、SEH America, Inc. 製品開発・アプリケーションエンジニアリング担当ディレクタのニール・ウェーバー(Neil Weaver)氏は、「メモリ市場の軟化と在庫の調整が原因となり、2019年の世界半導体用シリコンウェーハ出荷面積は減少しましたが、販売額は安定した力強さを示しています」とコメントしている。
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【半導体】2019年のシリコンウェーハ出荷面積、過去最高を記録した昨年を下回るものの販売額は依然110億ドル以上
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