(株)ユポ・コーポレーションは、2020年1月より開発研究棟の本格運用を開始した。
この研究棟は、近年ますます多様化する市場要望やSDGsが提唱する環境配慮型製品への期待の高まりに対する製品開発力の強化を目的に2018年より着工され、棟内には工場内に分散配置していた各種パイロット・試作・試験設備を集約するとともに各種印字、印刷機からラベリングマシンや加飾装置などの実用評価機器、さらに最新の各種分析・検査機器を導入した。同施設は国内外の同社グループ全体の研究開発を担う拠点として、さらなる画期的な新製品開発のスピードアップを図っていく。
なお、工場内の開発関連設備の移設跡地には、将来の多品種・新製品生産に対応した生産設備を順次導入することで、将来の需要増に備え、生産能力の増強を計画している。<開発研究棟の概要>
建 設 地:鹿島工場隣接地
構 造:鉄筋コンクリート造2階建
建屋面積:1375m2(55m x 25m)
施 設:ベンチ設備および各種実験室、評価関連設備、執務・会議エリアを配置
総 工 費:13億円
施工会社:三菱ケミカルエンジニアリング(株)
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【R&D】ユポ・コーポレーション、開発研究棟竣工
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