三菱ケミカル(株)は、炭素繊維複合材料事業の強化のために、ドイツの炭素繊維プリプレグメーカーであるc-m-p GmbHを、グループ会社であるMitsubishi Chemical Advanced Materials(本社:スイス・チューリッヒ、CEO:Michael Koch)を通して買収することを決定した。なお、この買収は2020年2月を目途に完了する予定。
c-m-pは、UD・織物プリプレグに関して優れた製造技術を有し、航空機・自動車用途を中心に多岐にわたる分野においてソリューションを提供している企業。この買収により、三菱ケミカルは、プリプレグの生産に関して欧米日の世界三極体制を確立し、また、特にモビリティ分野で先端材料の採用が先行する欧州において、イタリア・モデナでのSMC (Sheet Molding Compound) 製造設備増設※に加えて炭素繊維複合材料の生産体制の強化を進めていく。
三菱ケミカルは、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現に向けた炭素繊維複合材料への期待を鑑み、同社グループの総合力を活用しながら、ユーザーへのソリューション提案力を強化し、KAITEKI実現を目指す。
※2019年7月11日発表済。三菱ケミカルが44%出資しているc.p.c. SRLの隣接地に製造設備を増設する。
c-m-pは、UD・織物プリプレグに関して優れた製造技術を有し、航空機・自動車用途を中心に多岐にわたる分野においてソリューションを提供している企業。この買収により、三菱ケミカルは、プリプレグの生産に関して欧米日の世界三極体制を確立し、また、特にモビリティ分野で先端材料の採用が先行する欧州において、イタリア・モデナでのSMC (Sheet Molding Compound) 製造設備増設※に加えて炭素繊維複合材料の生産体制の強化を進めていく。
三菱ケミカルは、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現に向けた炭素繊維複合材料への期待を鑑み、同社グループの総合力を活用しながら、ユーザーへのソリューション提案力を強化し、KAITEKI実現を目指す。
※2019年7月11日発表済。三菱ケミカルが44%出資しているc.p.c. SRLの隣接地に製造設備を増設する。
■c-m-pの概要(2019年3月時点)
社 名:c-m-p GmbH
所 在 地:ドイツ ハインスベルク
株 主:DowAksa 50%、他 個人株主3名
事業内容:炭素繊維プリプレグの製造、販売
売 上 高:13.3百万ユーロ
社 名:c-m-p GmbH
所 在 地:ドイツ ハインスベルク
株 主:DowAksa 50%、他 個人株主3名
事業内容:炭素繊維プリプレグの製造、販売
売 上 高:13.3百万ユーロ