三菱電機(株)は、2030年に向けた同社グループの温室効果ガス削減目標が、「パリ協定」における「地球の気温上昇を産業革命前の気温と比べて2℃未満に維持する」ための科学的な根拠に基づいた目標であると承認され、SBT(Science Based Targets)※1イニシアチブの認定を取得した。グループの多岐にわたる事業を通じて、温室効果ガスの削減を推進することにより、持続可能な未来の実現に貢献していく。
※1 国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界自然保護基金(WWF)、CDP、世界資源研究所(WRI)による国際的イニシアチブ。企業に対して、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて、最大でも2℃未満に抑制するという目標に向けて、気候科学の知見に整合した削減目標を設定することを推進。
※1 国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界自然保護基金(WWF)、CDP、世界資源研究所(WRI)による国際的イニシアチブ。企業に対して、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて、最大でも2℃未満に抑制するという目標に向けて、気候科学の知見に整合した削減目標を設定することを推進。
三菱電機グループの削減目標
スコープ1+2※2
2030年までに温室効果ガス排出量を2016年度基準で18%削減
スコープ3※3
2030年までに温室効果ガス排出量を2018年度基準で15%削減
※2 スコープ1:自社における燃料使用に伴う直接排出、 スコープ2:外部から購入した電力や熱の使用に伴う間接排出
※3 スコープ3:スコープ1、2を除くバリューチェーン全体からの間接排出
(同社のSBTでは、カテゴリー11 "販売した製品の使用"が対象)
三菱電機グループの環境への取り組み
同社グループでは、環境貢献を重要な経営課題と位置づけ、「環境ビジョン2050」※4を策定し、2050年に向けた「環境宣言」「3つの環境行動指針」に基づいた「重点取り組み」を示している。国際的合意に基づく長期目標を尊重し、原材料の調達から製造、販売、流通、使用、廃棄に至るまで、バリューチェーン全体で温室効果ガスの削減を推進することを重点取り組みに掲げている。このたび認定された目標の達成に向けて、温室効果ガスの削減に取り組む。
※4 2019年6月13日広報発表 http://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2019/0613-a.html