【People】ウィリアム・ユ氏、ハネウェルの パフォーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ（PMT）事業グループアジア担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーに就任

　ハネウェル（NYSE: HON、日本法人ハネウェルジャパン（株））は2017年1月3日付で、同社のパフォーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ（PMT）事業グループのアジアパシフィック地域担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーにウィリアム・ユ（William Yu）氏が就任したことを発表した。
　PMT事業グループは、ハネウェルを構成する4つの戦略事業グループ（SBG）のうちの1つで、アドバンスド・マテリアルズ（化学品）、プロセス・ソリューションズ（プラント向け）およびオートメーションソリューションの開発で世界をリードしている。ウィリアム・ユ氏は、アジアの諸産業で大きな成長サイクル下にある同事業グループのビジネスを統括する。
　同氏は、ハネウェル入社以前は世界的な複合企業であるインガソール・ランド社のスピンオフ企業で、安全・セキュリティ産業の世界的なパイオニアであるアレジオン（Allegion）社にてシニアバイスプレジデントおよびAPAC（アジアパシフィック）地域担当プレジデント、アレジオン社以前はインガソール・ランド社にて複数の上級経営幹部職を歴任し、様々な事業成長に寄与した実績を有している。また、上海交通大学にて客員教授、上海管理科学研究所フェローおよび、米国品質協会（AQS）の上級会員も務めている。
　加えて、ハネウェル PMTに属する主要事業の1つである ハネウェルUOP の中国担当ゼネラルマネージャーにはヘンリー・リュー（Henry Liu）氏が就任したことを併せて発表した。ハネウェルUOPは、世界中の石油精製産業に向けプロセス技術、触媒、吸着剤、機器のライセンス・製品およびコンサルティングサービスを提供している。ヘンリー・リュー氏は前職ではジョンソン・マッセイ・ケミカルズ社に所属していた。
　ハネウェル　パフォーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ（PMT）は、最先端素材、プロセス技術および、オートメーションソリューションの開発における世界的なリーダー。アドバンスド・マテリアルズ事業では環境にやさしい冷媒に加え、防弾ベスト、ナイロン、コンピュータチップや医薬品包装向けなど、幅広いさまざまな高機能材料製品を製造している。ハネウェルUOP (http://www.uop.com) が開発したプロセス技術は、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料、石油化学製品、再生可能燃料を効率的に生産するための基礎技術として世界中のほとんどの精製業者で採用されている。プロセス・ソリューションズ事業（HPS、http://www.honeywellprocess.com）は、業界のパイオニアとして石油&ガス、石油精製、パルプ&紙、産業用発電、化学および石油化学、バイオ燃料、ライフサイエンス、金属、鉱業の諸産業に向けオートメーションコントロール、計装とサービスを提供している。
　ハネウェルインターナショナル（http://www.honeywell.com）は、フォーチュン（Fortune）100社にノミネートされた、テクノロジーおよび製造分野におけるトップレベルの複合企業であり、航空宇宙分野の製品およびサービス、ビル／住宅／産業用の制御テクノロジー、ターボチャージャー、パフォーマンスマテリアルズなどを世界中に提供している。