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【IJ】SCREENグラフィックソリューションズ、高い色再現性と拡張性を備えたデジタルラベル印刷機「Truepress Jet L350UV SAI」開発

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  世界のラベル印刷業界における生産高は、年々着実に伸び続けており、中でも地域密着や限定のキャンペーン、オリジナルラベルといった、消費者の購買意欲を刺激するラベル・シールへの関心が高まっている。(株)SCREENグラフィックソリューションズは、それらを実現するラベル用UVインクジェット印刷機「Truepress Jet L350UV」を2014年に販売開始。リリース以来、さまざまな改良を重ねている。「Truepress Jet L350UVシリーズ」は、これまでに累計出荷台数150台を超え、多言語対応が欠かせないEU圏をはじめ、米国圏、アジア圏での導入も加速している。
 近年では、高価格帯の商品や嗜好品などの分野にも多品種小ロットの印刷ニーズが拡大しており、従来以上の印刷品質が求められている。一方で、デジタルラベル印刷機に対する導入コスト削減などの要望も高まっている。
SnapCrab NoName 2019 9 14 19 41 54 No 00 こうした業界の動向を背景に同社は、より豊かな色表現を可能にしつつ、業務内容に合わせて選べる4つのモデルをラインアップした「Truepress Jet L350UV SAI」を開発した。「SAI」というネーミングは、Stable(優れた安定性)、Accurate(高い色再現性)、Integrated(培った技術力の統合)という3つの単語の頭文字を取ったもので、製品のコンセプトを表現。また、同社が追求し続けてきた色表現力の高さを表す「彩」の意味も込められている。同製品では、インクジェットヘッドの搭載スロットを増設し、C、M、Y、Kに加えてホワイト、オレンジ、ブルーの7色のインクを同時搭載可能。さらに、ドイツ・CGS社(CGS Publishing Technologies International GmbH)との技術協力の下、独自に開発したカラーマネジメント技術により、従来を超える幅広い色表現を可能にし、Pantoneカバーの拡大や特色の再現性能を向上させた。
 フラッグシップモデルのZモデルでは、業界最速レベルの80m/分の印刷スピードを実現。高品質と高生産性を両立。導入コストを抑えたエントリーモデル(Eモデル)、スタンダードモデル(Sモデル)、ハイエンドモデル(Zモデル)、食品ラベル用モデル(LMモデル)の4つのモデルを用意している他、色追加のフィールドアップグレードにも対応しているため、用途に合わせた最適なモデル提案や業務に応じた柔軟な機能拡張が可能。さらに、エクストラヘッドスロットを準備しているため、今後開発予定の新たなインクの使用にも対応できる。同社はこの製品を、2019年9月24日~27日までベルギー・ブリュッセルで開催される「LABELEXPO EUROPE 2019」に世界初出展。2020年2月からSモデル、Eモデル、Zモデル、LMモデルを順次リリースする。
 SCREENグラフィックソリューションズの柿田高徳代表取締役社⻑執⾏役員は次のようにコメントしている。
 「当社は、2014年に『Truepress Jet L350UV』を本格的に販売開始して以来、150台以上を出荷し、おかげさまで短期間でトップベンダーへの仲間入りを果たしました。高生産性に加え、刷り出しから刷り終わりまで濃度や品質が安定し、稼働率が高い点をご評価いただき、1台目の導入後、短期間のうちに2台目を導入し、ビジネスを拡大しているお客さまが多数おられます。今回リリースする『Truepress Jet L350UV SAI』においては、その特長を生かし、生産性の向上、高品質化を含め、ラインアップ拡充を実現しています。当社の最新機種『Truepress Jet L350UV SAI』が、より幅広い層のお客さまに対して、ますますビジネスの成長に貢献できることを期待しています」


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