(一社)日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した2019年第1四半期(暦年)の世界半導体製造装置販売高は、前期比8%減、前年同期比19%減の138億米ドルであった。
地域別では、台湾が唯一前期比36%増と成長して38憶1千万ドルとなり、前期1位の韓国を抜いて9四半期ぶりに1位となった。中国は前期比13%減の23億6千万ドルで3位を維持。前期4位の日本は前期比41%減の15億5千万ドルで、北米に次ぐ5位に後退した。
この統計はSEMIと協同で、世界80社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータを集計したもの。販売高ならびに前期比、前年同期比成長率は下表の通り。
★出所:SEAJ (日本), SEMI(北米、欧州、その他)・SEMIジャパン
★四捨五入したため、合計は地域値の合計と一致しない場合がある
【販売】単位:10億ドル
地域/ 期 |
1Q2019 |
1Q2018 10〜12月 |
1Q2018 1〜3月 |
1Q19/4Q18 前期比 |
1Q19/1Q18 前年同期比 |
日本 |
1.55 | 2.65 | 2.13 | −41% | −27% |
北米 | 1.67 | 1.94 | 1.14 | −14% | 47% |
欧州 | 0.84 | 0.91 | 1.28 | −8% | −34% |
韓国 | 2.89 | 3.13 | 6.26 | −8% | −54% |
台湾 | 3.81 | 2.81 | 2.27 | 36% |
68% |
中国 | 2.36 | 2.69 |
2.64 |
−13% | −11% |
その他 | 0.67 | 0.28 | 1.27 | −18% | −47% |
合計 | 13.79 | 14.96 | 16.99 | −8% | −19% |