(株)東芝は2019年6月11日~13日に開催される建築リフォーム・リニューアル(R&R)の展示会「第24回R&R建築再生展2019」(テーマ:建築ストックの再生と未来価値の向上)において、高度な画像認識技術を用いた多機能画像センサ「SMART EYE SENSOR MULTI™」、設備点検支援クラウドサービス 「Sharepo™」(シェアレポ)を出展する。
「SMART EYE SENSOR MULTI™」は、従来は捉えることが難しかったデスクワーク中の人の動きを検知することができる人感センサ。東芝デバイス&ストレージ(株)が開発した画像認識プロセッサ「Visconti™2」を搭載し、カメラからの入力映像をリアルタイムでエッジ処理して、在席/不在の他、おおよその人数や活動量といった必要なデータのみ出力する。照明・空調・エレベーターなどファシリティ(設備機器)と連携することにより、省エネや快適性、利便性など新たな価値の創造に貢献する。
“マルチ”な情報を検知可能な多機能画像センサとして、これからのビルのZEB注1やスマートウェルネスオフィス実現の一助となる省エネデバイスの他、混雑度の見える化や防犯のサポート、さらには働き方改革への活用など新たな分野への応用も広がっている。
設備点検支援クラウドサービス 「Sharepo™」(シェアレポ)は、モバイル端末を活用し点検業務のIT化を支援する。点検作業から書類作成・データ登録までを現場で完結できるため、設備点検業務の効率化、迅速化、省力化の実現に貢献する。また、クラウドで一元管理した設備台帳、点検記録、事故障害・クレーム記録などのデータを定量的に分析することで、新たな課題の抽出や顧客満足につながる施策の検討、そして新たな収益源の獲得にも寄与する。
今回の建築再生展では、新オプションの「メーター読取支援サービス」を紹介する。Sharepoで活用するiPadを用いて、簡単に・短時間で、撮影画像と検針値の両方を帳票に記録できる。
注1 ZEB(Net Zero Energy Building):省エネ技術や再生可能エネルギーの利用などエネルギー削減の対策を組み合わせることにより、運用段階でのエネルギー消費量がゼロ、あるいは、おおむねゼロとなる建築物。
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【第24回R&R建築再生展2019】東芝、多機能画像センサと設備点検支援クラウドサービスを出展
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