江崎グリコ(株)は、自動販売機専用アイス「セブンティーンアイス」で、植物由来のバイオマスプラスチックを使用したスティックへの切り替えを、2019年5月末より全国で順次実施する。
「セブンティーンアイス」のスティックは、これまで石油由来100%のプラスチックを使用していたが、スティックの組成の10%をバイオマスプラスチックに置換する。バイオマスプラスチックとは、植物由来原料から作られたプラスチックのこと。「セブンティーンアイス」のスティックにはサトウキビから作ったポリエチレンを使用する。
バイオマスプラスチックは、石油の使用量を減らせるだけでなく、原料となるサトウキビの生育段階での光合成によりCO2削減につながり、さらにサトウキビからプラスチックを作る際に必要なエネルギーも石油に比べて少ないので、地球温暖化の防止に貢献することが期待されている。同社は、持続可能な社会の実現に向け、今後も環境負荷低減とともに、環境に配慮した製品づくりを進めていく。
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【バイオマスプラスチック】江崎グリコ、「セブンティーンアイス」のスティックに採用
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