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【人とくるまのテクノロジー展2019横浜】帝人グループ、AEV社が開発を進める低速EVを日本の展示会で初出展

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 帝人グループは、5月22日~24日にパシフィコ横浜(展示ホール)で開催される「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」に出展する。展示ブースはNo.163。
 同展示会は、自動車業界の最新技術・製品情報を世界に向けて発信する国内最大規模の技術展で、今回は611の企業・団体が出展し、約9万人の来場が予想されている。
 このたびの出展では、協業先である豪州のスタートアップ企業、AEV社製の車両に、帝人グループの高機能素材や最新の加工技術を組み合わせた部品を搭載して展示し、これにより、モビリティを通じたライフスタイルの変革につながるソリューションを提案する。
 なお、帝人グループは、7月17日~19日に名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」にも出展を予定している。展示ブースはNo.149。
 主な展示内容は次の通り。
1.次世代の多目的軽量車両
 AEV社が開発を進める低速EVを、日本の展示会に初めて出展する。同社のEVは、駆動部とその上に搭載する交換可能なボディにより構成され、ボディを交換することで、多様な車両として活用することが可能。今回の展示では、このコンセプトカーにPC樹脂グレージングなどを搭載し、開放感や、滑らかで美しいデザインを訴求する。
2.コンポジット外装部品
 マルチマテリアルによる部材の提案として、国内で初めてドアモジュールの試作品を出展する。また、北米最大の自動車向け複合材料部品メーカーであるコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP社)の高度なGF-SMC製造技術を用いた、「クラスA」と称される外観美と軽量性とを兼ね備えた外装部品を紹介する。
3.高性能ワディング材・吸音材
 欧州の自動車メーカーに幅広く採用実績を持つ独・ジーグラー社が製造するワディング材は、主にレザー仕様のカーシート表皮材のしわ・たるみ防止や、高い通気性などの特徴を有し、一方、吸音材は広い周波数帯域で高い吸音特性を発揮する。これらの素材を活用した車内空間の快適性向上につながるソリューションや、新たな内装デザインの可能性を提案する。


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