北越コーポレーション(株)は、昨年11月8日に公表したとおり、国内印刷用紙の需要減少に対応し、印刷用紙の生産体制の再構築を図るため、2019年3月末日をもって新潟工場6号抄紙機を停機した。
しかし現状は、マスコミの報道にもありますように、国内製紙メーカーの印刷用紙の供給能力削減に加え、昨年来の自然災害や諸事情により、国内印刷用紙の供給量が極端に不足する事態になっている。
このような状況に対応し、国内製紙メーカーとして供給責任の一端を果たすべく、主として他の国内製紙メーカーへのOEM供給を目的として、5月および6月の期間に限定し、新潟工場6号抄紙機を再稼働することとした。
同社は、これからも印刷用紙の生産体制の再構築を図ることを通じて国内の需給バランスの適正化を目指すとともに、さらなる高効率操業とコストダウンを進めることで企業価値を向上させていく。
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【印刷用紙】北越コーポレーション、新潟工場6号抄紙機を期間限定で再稼働
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