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【Package】凸版印刷、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを合体させた「チューブなパウチ」を開発

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 凸版印刷(株)は消費者の利便性向上と、省資源化による環境配慮を両立し、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを合体させた新機能パッケージ、「チューブなパウチ」を開発した。2019年4月よりサンプル出荷を開始した。

2019 04 16 toppan

「チューブなパウチ」のイメージ © Toppan Printing Co., Ltd. 

 同製品は、一般的なラミネートフィルム製パウチに用いられる層構成のフィルムを筒状に加工し、先端にプラスチック成型品の注出口を取り付けた容器。従来のラミネートチューブ容器よりも胴体フィルムの厚みが薄く、抽出口のパーツを独自開発の形状にすることで、内容物が軽い力で絞りやすく、高齢者や子供でも最後まで使い切りやすい構造となっている。また、胴体フィルムと抽出口にバリア機能を付与、容器全体のバリア性能がアップし内容物の鮮度を保持する。

■開発の背景
 凸版印刷は、高齢化対策や地球環境保全など、近年ますます深刻化する社会課題に対して、高齢者から子供まで多くの人の「ライフバリュー」を想像するパッケージの開発を行っている。卓上で自立する形状のラミネートチューブとレトルトパウチなどのフィルムを使用したパッケージは調味料など数多くの加工食品に採用されている。凸版印刷はこのような日常で使用されている製品を、市場からの要求品質にあわせて、快適で安心な製品にするための研究開発を行い、新しい製品を提供している。
 このたび、ラミネートチューブの胴体のフィルムを薄く設計することで、軽い力で絞り出すことができ、内容物を最後まで使い切りやすい、ラミネートチューブとパウチの両方の特徴を兼ね備えた、新製品「チューブなパウチ」を開発した。同製品は、プラスチック樹脂の使用量を大幅に削減し、環境適性にも配慮している。


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